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文学フリマ京都9・出店レポート
文・キミシマフミタカ (1071字)
1月19日、京都も快晴でした。しかも暖かい。会場の京都市勧業館「みやこめっせ」は岡崎公園エリアにあります。平安神宮の近くで、空気が澄んでいて、気の流れの良さを感じます。(個人的にはこのエリア内にある京都市動物園が好きで、キリンを見によく行きます)。
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まずは東京から駆けつけたメンバー4人で、設営を開始。12月の文学フリマ東京に続いての開催なので、セッティングも手慣れてきました。規模的には東京開催の約3分の1程度ですが、会場はなかなかの熱気です。後から合流するメンバーから「入場者用エスカレーター前がすでに長蛇の列です」という連絡が入りました。
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11時に開門。お客様が入ってきました。京都は『文芸誌つむぐ』の地元であり、なんとなくアットホームな感じがあります。メンバーたちもリラックス。京都芸術大学の学生や関係者など、親しみを持って訪れてくれる方も多かったように思います。そうこうするうち、香川県や愛知県や長野県からもメンバーが到着、交代で店番をします。オンライン授業では顔見知りでも、初めて対面するケースが多く、ギャップ萌えが発生しました。
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お昼過ぎには、いつも授業でご指導を頂いている京都在住の作家・藤野可織先生が来訪。メンバーのほとんどは、リアル藤野先生との対面が初めてだったので、ここでも感動の波が発生しました。互いに持ち寄った差し入れのお菓子を食べながら、午後4時まで店番。配布は順調に進み、会場がクローズする前には、無事に予定の100冊の配布が終了しました。
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会場に設営されていた「試し読みコーナー」にも足を運びましたが、バラエティ豊かな作品の数々に圧倒されました。来場者数は5574人。東京開催の時にも思いましたが、本離れと言われる中で、こんなにも「書きたい人」「読みたい人」がいることに励まされました。ブースを訪れていただいた方々、アンケートに回答していただいた方々、ありがとうございました。
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撤収後は、三条通にある打ち上げ会場へ。創刊第2号へ向けての決起集会にもなり、新しい編集長の決意表明(編集長は毎号交代する)もありました。ビールの宴は二次会まで続き、ホラー映画やウルトラマンアークの話などで盛り上がりました(藤野先生の、ここにはとても書けないような話も聞けて興味深かったです)。そして「文芸誌つむぐ」は第2ステージに入ります。
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