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実践練習を含めた交渉学講座を受けてみた感想

先日、(一社)ぷちでガチ子連れMBAが運営している、MBA講座「みんなをハッピーに!明日を切り開く交渉学!(8〜9月開催)」に参加しました!今回、非常に勉強になったので学んだところを自分のためにもまとめておきます。


事前に動画で講義内容をインプットできた

e-learnig形式で15分程度の動画を何本か視聴して勉強しました。

動画で勉強できるので、家事をしながら勉強できるのが本当にありがたかったです。また1本15分と短かったので、家事や育児の合間に視聴することができたのもよかったです。

もともと交渉学に興味があって、本を読んだりしていたんですが、動画の方が理解しやすいかったですね。

とはいえ本を読むのも勉強になる。この本はオススメ。


交流勉強会で交渉練習できた

交流勉強会ということで、実際に交渉練習ができる機会がありました。

交渉練習は二人づづペアで実施するとのこと。
練習会前に交渉場面を記載したケース(A4×4枚程度)を配布されました。

今回のケースは、起業したばかりのコンサルティング会社が、ベンチャー企業とともに共同プロジェクトを発足。報道発表の際に専門誌でも掲載してもらおうと、意気投合したものの期日を過ぎても掲載書類が届かない!という場面でした。

コンサルティング会社のAさん、ベンチャー企業のBさんと交渉場面の担当が分かれており、担当のパートの資料を読み込んでいざ交流勉強会へ。

実際に交渉がスタートすると結構難しい!!相手の状況がわからず、こちらの要求をぐいぐいと押し付けがちになりました。なんとか決められた時間内に交渉相手と意見がまとまり合意へ。ビジネスシーンを想定したリアルな交渉場面で、臨場感があって緊張しましたね(笑)

交渉練習の振り返りのために、Googleスプレッドシートへ交渉結果を記入しました。ほかのチームがどのような交渉結果になったのか、見ることができてこちらも勉強になりました!個人用の振り返りシートもあり、自分の交渉結果を冷静に振り返られたのもよかったです。

模擬交渉結果振り返りシートはこんな感じ↓

20210903_模擬交渉結果振返りシート


講師からのフィードバック

模擬交渉結果を見ながら講師から直接フィードバックを貰えました。なかなか交渉を実践する場面もないし、講師から直接フィードバックを貰える機会もなかったのですごくよかったです。

講義の時にポイントだなと思ったことが3つありました。

①論理的だけではなく心理面での状況把握が大事

今回の場合だと書類が遅延したという場面でした。まずは具体的な交渉に入る前にきちんと謝罪すること。謝罪することで相手も過剰に交渉要求しにくくなる。

②共通の利害を考える

交渉学ではパートナーレベルを意識すること。交渉相手はどのパートナーレベルに位置し、お互いにどういった状況になると利益があるのか。逆にどういった状況になるとお互いに損をするのか、整理する必要があります。

③情報開示の折り合いをつける

交渉相手との信頼関係を構築するためには情報開示が必要です。②共通の利害を整理する上でもお互いに情報開示が必要となってきます。今回の場合、遅延した理由が明確にありました。理由を相手にどこまで伝えるのかがキーポイントになりました。
しかし、ネガティブな情報開示には工夫が必要となります。また情報開示後の反応とフォローも想定し、どう対応するかを考えておく必要もあります。

とのことでした。これらの気づきは自分一人で交渉学の本を読んでいただけでは気づかなかったことばかり。

またこれだけ事前学習や実践交渉練習、講義を受けましたが、常に0歳の娘と一緒に勉強できました!オンラインで完結できる学習環境バンザイです。


毎月講座を開催しているようなので、ぜひ育休中や子育てと仕事を両立されている方は✅してみてくださいね!




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