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TAKERU/荒魂和魂

◉あらすじ
景行四〇年。大王の命令で熊襲征討に向かった倭建命(タケル)は熊襲健、出雲健を討ち取り、ヤマトに戻るが、弟の五十狭城入彦命(イサキ)とともに東征を命じられた。ねぎらいもない大王の連れなさに不服ながらも東国を目指すタケル。尾張を過ぎ、三河の蓬生の里に到達し、大河を前にして露営する。対岸の高石山、霧降山にはヤマトにまつろわぬ豪族が立てこもっていた。武器が不足するタケルは川の中島に生える矢竹を刈り取って矢作りをせよを命じるが、流れの早さに近づけない。そこに一双の蝶が舞いおりてくる。

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