鬱のときにやるといいよは実際気分が落ち込んだときにやるレベルというお話
慢性的に虚無を覗いてる人が実際の鬱中のお話をしてみます。
うつ病に効くのは、朝の散歩、日光浴、一日三食、早寝早起き、筋トレ、毎日湯船、仕事のほかに楽しめる趣味、らしい。
こういう話、よく聞きますよね。
でもこれが効く人って「今まで元気にやってたのになんだか気分が落ち込みはじめて、それが数週間あるいは数ヶ月続いてる人」くらいの深刻度の方なんですよね。
いわゆるまだ「気の持ちよう」でも上向きになれる可能性のある方たち。正直そこから先は闇なので、この方法が効くうちに是非とも実践して心身を健康に保って欲しい。
では、何度めかの鬱、慢性的な鬱、ノイローゼ、燃え付き症候群などの人は？ひとつづつ見てみよう。
🚩朝の散歩
そもそも朝という時間に起きれないか、眠れずに朝になっているケースが多い。
無理に起きて散歩にでかけると、全身が鉛のように重く、一歩でも息が切れる。ああなんて自分はダメなんだ。
一方眠れずに朝散歩に行くと、朝日が異様に刺さる。痛い。まるでビームのように脳を撃ち抜いてくる。イライラが加速し、謎の早足で最短距離を蹴散らして帰る。義務は終わった。水を飲んでシャワーで体を温め筋肉痛に備えよう。しかし全てを終えるとスイッチが切れたように立ち上がれなくなる。布団へ行こう。やっと眠れる。そして一日のエネルギー全てを使い果たしてしまった。太陽を拝むことはもうないだろう。
🚩日光浴
悪くない。日中に意識があって、小春日よりのように気候が整って晴れていればの話だが。
ゆっくり休める環境の場合、カーテン越しに太陽の光を”感じる”だけでも自然と体が太陽の入没に馴染もうとするので無意味ではない。ただし昼夜逆転になることもある。まあしかし、出来ることの中ではこれが一番ハードルが低く、レースのカーテン越しでもよいので開けて寝ていればよい。少しでも心地よく感じればしめたものだ。
余談だが顔のしみ、そばかす、皺なんかは紫外線にあたると次の日には浮いてくる。しかもその後消えることはない。日光浴の際には白い布を顔に載せ、仏の境地を練習しておこう。
🚩一日三食
そもそも16時間も起きていられない。お腹が空くという感覚もなく、牛乳などがあれば一週間は寝てるだけでも息をする。動物は低血糖状態に強くできているのだ。逆に思い付いたように健全な食事を始めると胃や腸が刺激物に慣れていないため、ビックリする速度で下す。直通便もかくや。お粥やヨーグルトでも啜っておくことをお勧めする。
🚩早寝早起き
これは効果がある。しかし「早寝」をするためにはそれまでに仕事や食事風呂などが終わっていることが前提となる。大抵すべてがずれ込んでいく。疲れから動けず、風呂にも行けないが眠い。しかし風呂に入るためには起きていなければならない。その結果、動けないが目だけ見開いた仁王像が出来上がる。独りでは風呂の門もくぐれない。
なお、起きていられない場合にはいったい何時が「早い就寝時間」で何時が「早い起床時間」かわからなくなる。よって、夕方の7時には布団に入り、夜の1時には起き上がってくる昼夜逆転ゾンビが出来上がったりする。生活リズムが安定するなら昼夜逆転も悪くないのよ。
🚩筋トレ
筋肉は裏切らない！
これは効果があるが、体力がないとそもそも腕立て伏せ1回ですらキツイ。無理せずストレッチから始めよう。柔らかい体にして血流をよくすることは気分の向上にも繋がり、思い立ったときに体がついてきやすくなる。ヨガ、ラジオ体操などといったストレッチは心身が弱っているほどお勧めである。ただ痛む筋を伸ばして座るなり寝そべるなりでよい。気持ちのよい体勢を探そう。
🚩毎日湯船
エル知っているか。
湯船に湯を張るには
湯船を掃除する必要がある。
毎日だ。
ヌメヌメの壁に尻を擦り付けて感染症になる趣味はあるか？
🚩仕事のほかに楽しめる趣味
これも大事なことだが、そもそも何もかもが楽しくない。何も感じない。味も。苦しみも。眠気も。空腹も。楽しみも。笑顔の作り方、会話の仕方、もうなんだったかよくわからない。今年の年月日は言えるか？親兄弟の年は？友人と話したのはいつ？そもそも友人っていうの残ってる？仕事の締め切り？２日後だ。配分としては14時間ずつ作業すれば間に合うだろう。提出したら次の仕事だ。次。次。次、次次次次。そしたらやっと休める。何がしたい？何もしたくない。早くこの世から去りたい。
趣味？趣味はあるか？あった趣味はどうなった？壊れた、崩れた、趣味だった。趣味はあった。
まとめると、これら全てがこなせる元気を、健康と呼びます。維持すれば、長生きできるのかもね。😉 good luck.