愛のあるお金のつかいかた
チーム東郷清丸のCINRAの記事!
読みました?ぜひ読んで下さい。
すごく大事なお金のことを言っています(創作のことがメインではありますが)。
お金のことって、どれだけ真剣に考えても足りないくらいだと私はおもっている。
生きていく上で絶対的に必要なのに、日常でお金の話ってなかなかなされない。
Allrightはお金のことは結構オープン。
いちいち清算するのが面倒なのもあって月々の経費は予め渡して個人で管理してもらうし、各部門に来る請求書は、封をあけて、各担当に確認してもらってから回してもらう。
Allrightからの請求書も直接部門ごとに発行してもらって控えをもらう。
デザインのほうはクライアントから提示されたフィーを共有したりもする。
なんでかって?
お金の流れを「身体」で知るためだ。
少し話逸れますよ。
ツイッターで私はよく呟いてるけど、いずれAllrightには社員がいなくなる。
今後も社員募集は行わないつもり。なんならすでにデザイナーのひとりは外注として契約してる。
ツイッターにもある通り「雇う雇われる」の関係が私にとってはとてもストレスが多いのだ。
立派な大人の時間を管理して、その時間に見合ったお金を計算して支払って、経費もいちいち何に使ったかとかチェックすることになんて全く興味がない。
お互いに能力を発揮しあって、時間もお金も自分で管理する、それが理想。独立推進中。(これについてはまた別記事に書きますね!)
話を戻しますが、
そんなこともあって現実のお金の流れや、私のお金に対する考え方や態度の共有、今後変わっていくだろう稼ぎ方や使い方の実践を独立してもスムーズにできるようにできるだけ開示している。
音楽に関しては演奏料や出演料などは清丸と相談して決める。
デザインの方でもイラストや写真などの外注フィーもデザイナーたちと相談する。
最近実験しているのは、予算の中から常識的な(自分たちも損しない)金額を払うのではなくて、払いたい金額を払うこと。
これは先のCINRAの記事で清丸も言ってることだけど、要するに世間のものさしに合わせないで、自分たちのものさしで決める。
そもそも、世間ってなに?
世間って私も含まれるよね?
だったらさ、誰もがその能力をしっかり評価されて、きちんと対価を支払われる世間を作りたい。
とにかく、まず相場っていくら?みたいなことはやめていきたい。
お互いが気分良く仕事に集中できる金額はいくらなのか。
今までの経験と想像力を総動員して、お願いした相手の能力を金額に翻訳するという大事な仕事を、真剣に、今の自分の価値観で決めることにエネルギーを使いたい(その上で失礼のないよう相場を聞くことはあるけど)。
それに伴いクライアントに交渉することももちろんある。
そういうやり取りの先で、相手のお財布事情や顔色を窺うことなく、私はこれくらいのものを提供しますよ、と自ら堂々と言える心が育ち合うと思ってる。
因みに私がお金に対するマインドが変わった象徴的な出来事がある。
それは忘れもしない2017年の1月のAllright新年会(トップの写真はその時の!)。
キッチンもあるし、お料理上手が多いAllright。
それまでは集まる時はみんなで買い物して作っていたんだけど、この年はそれをやめて球体の関口さんにケータリングを頼んでみたのだ。
関口さんのお料理を食べたいのと同時にいつも自分たちでやってる部分を仕事として頼んでみたかった。
結果、お料理は本当に本当に素晴らしかったし、関口さんからもみんなからも感謝されるし、清々しく誇らしい嬉しいお金の使い方をしたなって思った。
そしてこれからはこういう嬉しいお金をばんばん回すんだ、そう決めた日だった。
お金は世界をぐるぐる回ってる。
これからは稼ぎ方以上に、使い方が大事になる。
嬉しいお金の使い方が増えれば、絶対に明るい未来が待っている。
お金の話はちっともはしたなくなんかない。
もっと当たり前に、大事なお金の話をしよう。