2月の薬膳

前回の1月の薬膳の記事宣言どおり、1月はきちんと料理をインスタにアップできましたー!

新年早々、くじけなくて良かった。。

見て参考にしてくださっている方もいらっしゃって、なんだか嬉しいので引き続き、楽しくやっていきたいと思います!

2月のわたしたちの身体の変化

暦の上では、2月3日から立春ですね。

暖かい、、、とまでは行かなくとも、春の香りを感じられる風が心地よくなる時期です。

本格的に春を感じるにはまだまだ寒さが勝ちますが、氷が解け、春野菜の芽たちが土の中で地上に顔を出すのをじーっと待っているような、エネルギッシュな雰囲気を感じます。

そんな2月のわたしたちの身体は、1月に引き続き、冷えからくるトラブルと敏感な方は春風によるトラブルが混合する時期です。

冬の養生が足りなければ....
寒気、手足の冷え、冬風邪
春に敏感な方は....
頭痛、めまい、まぶたのけいれん、春風邪


アレルギー反応もそろそろ出始めてくる頃かと思います。

2月の養生法

◆温める、血を補う、身体を潤す作用のあるものを食べる。

春は、肝機能がフル回転しながらデトックスしていく時期です。
芽が地上から出てくるように、身体も冬に溜まったものをどんどん外に出そうとします。
そのため、肝臓が疲れやすく、トラブルに見舞われがちになります。

中医学で言う、肝臓の働きは大きく分けて3つ。
*ホルモンバランスを整える
*血液をためたり、必要な所に必要な血液を送る
*気のコントロール

フル稼働する肝臓を養い、まだまだ寒い外気にも注意し、ケアしていきます。

人参、ほうれん草、落花生、ぶどう、たこ、ビーツ、いか、あさり、しじみ、レバー、ゆりね、黒胡麻、小松菜、アスパラガス、ぶり、すっぽん、あわび、はまぐり、チーズ、松の実、たまご、鴨肉、牛乳、かき、ほたて、生姜、たまねぎ、香菜、三つ葉、みょうが、ローリエ、紫蘇

◆下半身をあたためる

これは1月に引き続きではありますが、また、意味が違ってきます。
ここから4月くらいまで(春の陽気が感じられる頃まで)は、春の邪気に気をつけていきます。
春の邪気は、上半身の炎症として現れることが多いです。
そのため、上半身の熱を下に下げてあげるとよいです。
だから、下半身を温めてあげてほしいです。

◆運動やアロマテラピーを活用!

肝機能が低下すると、寝付きが悪くなったり、イライラしやすくなります。
わたしも実際、ホルモンバランスの乱れでイライラしやすくなったことがあります。
運動は、そのようなことを根本から解決してくれますし、なかなか運動ができないと言う方も、歩くだけでもいいはず。

そして、ジャスミン茶などのお茶もとってもおすすめですし、このような香りの良いもので気分を良くすることもおすすめです。
今、心地よく感じる香りを大切に、選んでみてください。
もし、全くわからない、、と言う方がいらっしゃったら、ぜひ、下記アロマオイルを参考にしてくださいね!

レモン、オレンジスイート、ゼラニウム、ローズマリー、ペパーミント、グレープフルーツ、バジル

生活の木さんなどに行くと、わかりやすくディスプレイされているし、小さいサイズなどもあります。
※精油はそれぞれに禁忌などもあるので、持病がある方や妊婦の方、授乳中の方は特に販売員さんに確認しておくと安心だと思います!

本格的な春に備え、養生していきたいところです!

食材を使った実際のご飯は、一皿薬膳(#ヒトサラヤクゼン)という名前で、InstagramにUPしています!

良ければぜひご覧くださいませ!


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