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絵本どうやって選びますか?

子どもの絵本選びに悩むことがあります。
情報がいっぱいの百科系、物語系、キャラクター系など色々あって悩みます。

銀座のナルニア館は好きで何回か行っていました
お店の方は丁寧にアドバイスくださるし、雰囲気もいいですね

実生活に近い本を選ぶことが多いですが、
音を楽しむ本、さがしっこ絵、知識を増やすという意味では百科も活躍しています

我が家で最近読んでいる本は…
・『はじめてのおつかい』:お使いごっこ遊びが好きなので
・『ぐりとぐら』:お菓子作りと動物が好きなので
・『14ひきのあさごはん』:田舎に住んでいるので環境が似ているので
・『ちいさなうさこちゃん』:2歳近くになって赤ちゃんの誕生に関心を持ち始めたので
・『一休さん』:にほんの昔話も知ってほしいなぁ、と思い

自分の主観に自信が持てない時もあるので、
尊敬する教育学の先生の本を参考にしています。

矢野智司著「大人が子供におくり届ける40の物語ー自己形成のためのレッスンー」ミネルヴァ書房

アマゾンでも購入できます

面識は全くないのですが
学生のころから矢野先生の子どものまなざしに
多くのことを学びました。
改めて下の方で描きます。

この本のいいところは、子どもの成長に熟知されている方が
子どもの誕生から18歳くらいまでに
その時の成長に合わせて読んだらいいのでは、という本を紹介していることです

プロローグにはこのように書かれています
「本書は、子どもに物語をおくりとどけようとする人のためのブックガイドであるとともに、
子どもが大人になるということを捉え直そうとする人のためのガイドブックである。」

子どもの頃は読書が好きでなかった私は、たくさんの名著を読まずに大人になりました
このガイドブックをもとに、ブブと一緒に学びたい思っています

たとえば幼児の世界は「遊びと幸せ」の時期であり
『ちいさなうさこちゃん』
『ぐりとぐら』
『とんとん とめてくださいな』
などを教育学の視点から本の紹介がなされています

単に絵本を読むだけでなく、
その裏に隠されているメッセージまで知れるなんて、ワクワクしませんか?

「意味不明な本」との出会い

矢野先生の本に初めて出会ったのは20歳のときでした。それがこの本です

この本に呼ばれた、という感じの出会いでした

頭の悪い私には、本のタイトルが意味不明すぎて
でもそれが逆に魅力的で
しかも表紙に描かれている絵がとても可愛い❣️
というだけで購入しました。
しかもページ数も少ないから、サクッと読めるだろう!という軽い気持ちで🤣

読み始めると、頭に雷が落ちたような衝撃!
そう、こういう視点を持ちたかったのだと、気付かされました
それは、なぜ子どもにとって遊びが大切なのか
ということ
先生のお言葉を借りると、
「子どもという在り方が、人が意味を創造しながら豊かに生きていくうえで不可欠であること」
三つ子の魂100まで、ではないですが
子どもの時間をどう生きるかが
その後の人生に影響するということを
改めて実感しました

後からお目にかかったのですが
出版社の世織書房の社長さんも素敵な方で
よくこちらの会社から出版されている本を読みました

子どもにご関心のある方は、おすすめしたい一冊です

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