【心中事件を乗り越えてー自分の幸せは体験を通してでしか気づけないー】
お金があれば、成功したら、・・・いろんな幸せの概念が社会には溢れている。でも、何か違うと、子供の頃から感じていた。
なぜなら、お金も成功も、私にとっては何の魅力も感じないものだったから。他の人にはそうかもしれない。でも自分は違う。
人と違う体験をした私は、歩んできた道も人とは少し違う。その中の一つに、「徹底的に自分の幸せを追求してきた」ことがある。社会がどう言っているかは大事じゃない。自分がどう感じるかにいつもアンテナを張っていた。
幸せとは感覚である。わくわく感だったり、喜びだったり、満たされている感じ、情熱、躍動感、リラックス、感謝の心や充実感、愛に溢れた感覚などなど。
そのような感覚を、私は「何があると」感じることができるのか?それをひたすら探してきた。
銀行の窓口でお客様と接しているときは、いつも涙が出そうなくらい喜びだった。私が大好きな「分かち合い」ということを体験できるからだ。
もちもちしたものを食べるといつも嬉しくなる。お餅、グミ、ナタデココ、肉まん、お米パン・・・もちもちは私を一瞬で幸せにしてくれる(^^)
仕事で人とほとんど接しない業務をしていたときは、ストレスだった。「人と接する仕事がしたい」私の幸せの形をそこでも一つ見つけた。
ある時期まで、大学に行かなかった自分を恥じていた。大学に行く=成功&優れた人のイメージがあったからだ。高卒ということでどう人から見られるかを恐れていたのだと思う。でもその恥を手放したことで、ありのままの自分で満たされるようになった。社会の概念で作れられていた「幸せの定義」を、一つ自分で変えた時だった。
人間関係についてだけは、今も模索中。自分が変われば、人との距離感や人に求めるものが変わるから。自分の幸せの定義を相手が望んでいるとも限らない。
難しいけど、「人との関わりにおいて自分の幸せは何か」をとことん追求させてくれる分野でもある。
3年前、初めて海外バックパッカー1人旅にチャレンジした。ものすごく怖かった。女性一人、危険な目にあったらどうしよう・・英語も中1レベルなのに(苦笑)
ありったけの勇気をかき集めて、それでも足りなくてさらにかき集めて(笑)チャレンジした結果・・こんなにも楽しく充実する、喜びにあふれた経験になるとは!と自分でも驚いた。
未知の世界へ飛び込むこと、果敢にチャレンジすること、異文化に触れること、異文化でも人種が違っても、同じ「命」を感じられることは、私にとって水の中の魚のように、ものすごく自然で喜びあふれた体験だった。
その時に改めて感じた。
「自分にとって何が幸せかはやっぱり体験しないとわからない」
そう、体験こそが、自分を知るきっかけになる。
頭で考えているだけでは絶対に見つからないのだ。
見て、味わって、触れて、聴いて、話して、関わって、やってみて・・・体験そのものの中でしか「自分」は見つけられない。何が辛いのか、何が嫌なのか、何があるといいのか、何が喜びなのか、何が自分らしさなのか、これからどうしたいのか、そこでしか見つけられない。
成長とともに、自分の幸せの定義も変わる。
それもまた、体験によって気づいていく。
徹底的に「自分の幸せ」を追求してきた私は、「自分らしさとは何か」「仕事に、私生活に、人間関係に何があるといいのか」「どんな考えや行動をしたいのか」をひたすら体験を通して見つけてきたし、今もそれを続けている。
「よくそんなことにチャレンジするね」と言われるようなことを体験することも多々あるけど。失敗したってうまくいかなくたっていい。そのチャレンジ、その体験でしか発見できない自分の幸せ、喜びを見つけることができるから。
そのような生き方そのものが、私の幸せなんだと思う(^^)
まい先生(中村舞)
マイコーチングオフィス代表。企業研修講師&プロコーチとして15年。5000人以上を指導。コロナ禍をきっかけに、13歳の時の心中事件で家族3名を失った体験を乗り越えた経験と「どんな出来事があっても、どう生きるかは自分で選択することができる」という生き方を分かち合う。
無料のFBグループ「人生の作り方」で動画や記事を配信
(FBアカウントをお持ちなら誰でも参加できますよー(^^)ぜひどうぞ)
「中村舞のZOOMセッション」お申し込み
こちらのフォームよりお申し込みください↓
https://ws.formzu.net/dist/S5827292/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?