見出し画像

【怒り】の感情の扱い方

こんにちは、菊原麻衣です。


「つい感情に任せて相手に怒りをぶつけてしまう…」

あなたはそんなことありませんか?


怒りの感情に振り回されると
人間関係にも大きな影響がありますよね。


「アンガーマネジメント」
という言葉があるくらいなので、

【怒りをコントロールしたい】
という人は多いと思います。


ということで今回は

【心のこと】ベースで考える
【怒り】の感情の扱い方

についてお話していきます。

一時的に怒りを抑える方法ではなく、
もっと根本的な話です。

是非参考にしてみてください^^


◎【怒り】の裏にある【本音】

【怒り】はあらゆる感情の中でも特殊な一面があります。

それは
怒りは本音ではない
ということです。


「怒りは二次感情」って聞いたことありますか?


実は、心が動いて感情が生まれる時に
最初に【怒り】が湧くことはないと言われています。

怒りの裏には、必ず別の【本音】が隠れているんです。


恋愛で例えてみましょう。

彼氏とのクリスマスデートを楽しみにしていた彼女。

年末が近づいたある日、彼氏から
「ごめん、クリスマスに仕事が入って会えなくなった」
と言われてしまい…

「なにそれ!!私より仕事が優先なの!?」
とつい怒りをぶつけてしまう。。

これでは彼氏も
「なんだよ!仕方ないだろ!!」
と怒りで返してしまいますよね。。

(私の場合、怒りをあらわにはしなかったけど、
ムッとして不機嫌になるタイプでした…
面倒くさかったよねほんと)


さて
この場合、彼女の本音はなんでしょうか。

おそらく

  • 本当は一緒に過ごしたかったのに寂しい

  • デートを優先してくれなくて悲しい

  • ということは愛されていないのかも…(不安)

こんな感じだと思います。


そう、怒りの裏には
寂しさ・悲しさ・怖さ・不安
などの【本音】が隠れています。

だから、本音を伝えるようにすれば
相手の心にも届きやすいんですよね。


ではなぜ、私たちは
このような本音を【怒り】に変換してしまうのか。


それは
これらの感情を感じている自分を
認めたくないから
です。


考えてみてください。

素直に
「一緒に過ごせると思ったのに寂しいな」
「私を優先してくれないのは悲しいよ」
「愛されていないみたいで不安だな」

そう伝えるのって、少し勇気がいりませんか?


ちょっと恥ずかしいんですよね。。
負けを認めるような感覚というか。

(もちろん「惚れた方が負け」じゃないですよ)

だから、
「そんな恥ずかしい自分認めんぞ!!」
ということで無意識に【怒り】に変わってしまうんです。


◎本音を受け止めてあげよう

では、この怒りの感情は
どう扱ったらよいのでしょうか。


…もうお気づきかもしれませんね。

そう、
怒りの下にある【本音】
目を向けてあげるといいんです。


無意識に「認めたくない」と
封印しようとした自分なので
もしかしたら抵抗があるかもしれないけれど、

ここに向き合ってあげないと
その【本音】は消化されないんですよね。


あなたの中に残された悲しさや寂しさは
その後もたびたび顔を出して

「気づいてよ!!」
と訴えかけてくることになります。


そして、また向き合いたくないから
怒りに変換する。

そう繰り返してしまいます。


だから、
「本当は寂しかったんだね、悲しかったんだね」
と認めてあげてほしい。

ネガティブを感じている自分を否定せず、
そのまま向き合ってあげてほしいんです。


そうすると、不思議とその感情は落ち着いてきて、
怒りに変える必要がなくなります。


とはいえ、
とっさにそんなことできないよ…
と感じるかもしれません。


そうですよね。

怒りは突発的に湧いてしまうことが多いもの。


そんな時には、
アンガーマネジメントで言われている
「6秒ルール」が役に立ちます。


【6秒ルールとは】
怒りのピークは6秒間だと言われており、
怒りを感じたら6秒我慢することが
推奨されています。

6秒待ったからと言って
怒りが消えるわけではありませんが

少し気持ちを落ち着かせることで
自分と向き合いやすくなるはずです。

ただじっと耐えるというよりは
その場を離れるなどして
自分に意識を向けてみてくださいね。


◎怒りを感じてもいいんだよ

もうひとつ、お伝えしたいことがあります。

それは
怒りを感じる自分を責めなくていい
ということ。


確かに、
怒りを他人にぶつけてばかりいたら
人間関係に影響を及ぼすでしょうし、

自分自身も、怒りを感じる時は
心地良いものではないですよね。


でも、「そんなこともあるよね」
と受け入れてあげていいんです。


余裕がなくなって
ネガティブになりやすい時もありますよ。

人間だもの。(みつを)


それにね、
「怒りを感じた理由」に目を向けると
【自分にとって何が大切なのか】がわかる、ってことも!


そう。

【怒り】は決して悪いものではない。


どんな感情も、
あなたにとって大事なものに変わりはないんです。


◎本音を伝えちゃうのもおすすめ!

ということで、
今回は【怒り】の感情についてお伝えしてきました。


怒りは本音ではありません。


だから、その裏に隠れている本音を見つけて
そこに寄り添ってあげると
怒りも自然と消えていきます。


無理に抑えようとするのは
逆効果なので

ぜひ「ちょっと恥ずかしい本音」
に向き合ってみてください。


さらに!
という勇気あるあなたは
その【本音】を相手に伝えてみるのもおすすめです。

相手の反応、確実に変わりますよ。

お試しあれ^^


それでは、また!


いいなと思ったら応援しよう!

菊原麻衣@心を整えて安心感を育む
いつもお読みいただきありがとうございます。 この記事が「面白かった」「ためになった」と思ったら、サポートいただけるととっても励みになります! 今後の発信をより有益にするために使わせていただきます^^