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shuma913
⿻この曲記念日⿻1819.6.20
この日はドイツ、フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックの誕生日です!
ジャック・オッフェンバック(1819.6.20-1880.10.5)
喜劇「天国と地獄」より フレンチ・カンカン (編曲:F.W.ルート)
この曲といえばやっぱり、老舗カステラ屋さん文○堂のCM曲ですね!
イマドキだとt○ktokとか、イ○スタリールとか、Y○uTubeショートとかでよく聞くアレです。
オッフェンバックはフランスのチェリストであり作曲家。「小さなオペラ」、オペレッタの原型を考案し、オペレッタの父と呼ばれています。オペレッタとは喜劇と音楽、舞踊を融合させた歌劇です。
私も調べるまで知らなかったのですが、ジャック・オッフェンバックは、父親の出生地(ドイツのオッフェンバッハ)からとったペンネームだそう。
本名はヤーコプ・レヴィ・エーベルスト。現ドイツ、プロイセンにユダヤ系音楽家の息子として生まれました。
天国と地獄の代表的なこの曲のように、彼の曲には常に軽快さがあります。
リズムや次々と繰り出される転調から、その軽快さが見られるのですが、これがまさに喜歌劇の音楽だと聞いて誰でも納得してしまうでしょう。
フランスの情勢と音楽界の情勢が揺れるなか、ただ明るい笑えるオペレッタだけでなく、さりげなく風刺を織り交ぜたオペレッタも生み出しますが、その皮肉は上手に隠されていたため、彼は特に大きな罰則や批判を受けることなく。
当時のパリでは革命も起こり、取り締まりも厳しく自由表現の難しい時代だったと推察されますが、彼の音楽と同じように軽快に身を躱していたのでしょうか…
最晩年まで幾度となく、自身のオペレッタで成功を収めています。
フランス語直訳題は「地獄のオルフェ」。
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