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第379話 『積ん読読書会』に参加した パート3


4月10日の土曜日に参加した『積ん読読書会』が、最高に楽しかった。
そして、最高に良かった。

その、読書会の感想を書く。

もちろん、僕が読んだ本の感想も書くのだが、でも、それは枝葉であって、メインの幹や根っこは『読書会』なのだ。

大事なので、繰り返す。

積ん読読書会の、【 会 】の、感想を書く。


◆前提

僕は、過去に2回、この『積ん読読書会』に参加した。

過去記事 ↓


その2回で、僕は、次のように考えた。

◇ メリット

・積んでた本が読める(強制力がある)
・30分だけの読書でも、得るものが多い
・30分だけでも、その本の大切なところの、約80%を学べる
・他の参加者の、本の情報がありがたい
・本屋での歩きザッピングでは、ましてや、Amazonなどでは、絶対に自分にヒットしない本を知れるのが、もの凄く貴重だった

◇ デメリット

・2時間が長い(半分の1時間ならなぁ)
・倍の時間の『積ん読』(約1時間)ならば、そのあとでの熟読が、おそらくは要らなくなる


◆『独り積ん読』を実行した

僕は、引き続き『積ん読読書会』に参加したかった。

だが、「仕事で参加できない」とか、「休みだが、夜は参加できない」などと、スケジュールが合わなかった。

そんなこともあって、先に書いたデメリットがなくなるように僕自身が工夫して、『独り積ん読』を開催してみたのだ。

独りなら、倍の時間『積ん読』できる。つまり、その後の熟読が不要になるだろう。
それでいながら、所要時間は、半分の1時間で済む。

2度、参加したので、やり方は心得ている。


◆失敗

結論。独り積ん読は、ぜんぜんダメだった。

緊張感がなく、ただの読書になってしまったし、脳が、弱吸収モードを頑なに維持し、本の内容が、なかなか入ってこなかった。

由緒正しい『積ん読読書会』なら、アウトプットが確実にあるので、その意識からか、脳が、超吸収モードなのだ。
その時は、そうとは気づかなかったが、結果には、雲泥の差があった。

形はちゃんと整えて、ノートや付箋も用意したが、『仮想アウトプット』と『本物のアウトプット』では、中学生の時の『枕でのファーストキス練習』と、『本物のファーストキス』くらいの、天と地ほどの、違いがあったのだった。

「枕での練習、意味ないやん!」って、ヤツだ。

『仮想アウトプット』なんて、意味ないやん!、なのだ。

倍の1時間かけて積ん読したのに、本の内容がゼンゼン頭に入らず、まだまだその本を読まなければならないという、お粗末な結果だった。

なによりも、その1時間が、ぜんぜん楽しくなかった。このデメリットは致命的だ。


◆4月10日の『積ん読読書会』

ファシリテーターは、古土慎一さんだった。

【ファシリテーター】とは、促進者を意味する言葉である。会議などの進行を司る役割などもこれに含まれる。引用:Wikipedia

この読書会の中心人物で、たぶん発起人なハズ。

古土慎一さんの公式サイト ↓


なんと! ビジネス書を書き、世に出しているのだ。Amazonの星の評価も高い!

僕より、由緒正しい文筆家、と言える方じゃないか。


情熱大陸さんも参加。

「情熱大陸さん」とは、僕が心の中で付けたニックネームで、
洋蘭農家、兼、農家ハンターの、宮川将人さんだ。

宮川さんは、なんと、昨年の11月1日に、情熱大陸に出演された方なのだ!


めっちゃ笑顔がステキな方なので、おそらくは、笑顔の免許皆伝だろう。


そして、存在感が半端ないイケメンも参加。

徳久ウィリアムさんで、ボイストレーナーなのかな。
宮川さんの自己紹介で、僕は「情熱大陸~⁈」となってしまって、僕の脳は数秒間フリーズして、徳久さんの自己紹介の言葉をキャッチできなかった。

雰囲気が、なんか凄くて、静かな方なのに、存在感がハンパない…。
少し、危険な、ハードボイルドの雰囲気が漂う。

ボイストレーナーでもあり、アクターでもあるのかもしれない。
そんなイケメンだ。


そして、
昨年4月からの1年間で、このnoteで、1300円稼いだ文筆家の僕だ。

今回の『積ん読読書会』は、以上の4人だった。

僕だけ、IT音痴で、オンライン会議に不慣れだし、ほかの3名は、なんか、チャットなども使っているようで、スマートでカッコ良く、
僕は、(1300円を、1300万円って、聞き間違えてくれてないかなぁ)などと、そんなセコく、どうでもイイことを思ったりしていた。


◆僕が積ん読した【 本 】の感想

僕が読んだ本のタイトルは、
「ブランド名刺」のつくり方・使い方 55のルール
で、
なんと著者は、ファシリテーターの古土さんだ。

僕が、はじめて『積ん読読書会』に参加したとき、ほかの方が読み、その感想を聞いて即ポチった本だ。

名刺が欲しいとか、名刺を作ろうとは思わなかったが、「自分の仕事を見つめ直すことに役立つ」という感想が、僕に刺さり、即、購入したのだった。


積ん読(30分間)をしての、僕の結論は、

「僕、この方法で名刺を作ります!」

というものだ。

できれば3ヶ月で、遅くとも6ヶ月以内に、名刺を完成させる。
そう決めた。


読み進めるうちに、積ん読する本から、熟読すべき本へ、
そして、名刺作成の必須のツール・教材へと変化し、
最後には、ビジネスモデルの構築やビジネスの戦略など、『経営指南書』へと、この本の意味が変わっていったのだ。


メモしながら積ん読したので、そのメモを公開する。

僕にとって、第2章『企画編:売り込まなくても仕事が取れるブランド術』は、繰り返し熟読すべき章で、有益なノウハウの宝の山だ
P154まで読んで、「これ、仕事増えるわ~」
P178、ハガキのノウハウで膝を叩いた
僕が客なら、これ、感動するわ~
P183、商材の4段階の解説
これ、名刺を作るハウツー本じゃない
ビジネス書、経営戦略の具体的な指南書だ


僕は、セミナー講師になろうと思ったことがある。
そういうのが、凄くスキなくせに、その心には決して目を向けないようにして、ずっと避けて、逃げてきたことに気づかせてくれた。

そんな、ありがたい本でもあった。

これが、『積ん読読書会』の、2時間の中の、たった30分の『積ん読』の感想なのだ。


◆読書会で得た気づき

今度は、本ではなく、『会』での気づきだ。
会の冒頭でのアナウンスや、プレゼン準備の時間などを引き、『積ん読』の30分も引くと、参加メンバーとのコミュニケーション時間は、約1時間だった。


情熱大陸さんからのヒント

・FacebookやInstagramは画像や映像の発信ツールと言えるわけで、それに対し、Twitterは文字、文章の発信ツールと言えるだろう

僕は、「文筆家」と称していながら、Twitterの140文字に全力を注ぎもせず、ただ、noteのリンクを貼るだけだった。

これからは、改善していこう。

「おはよう」というブランディングがある
お店や商品の宣伝をするのではなく、純粋な「おはよう」なのだ
その、純粋な「おはよう」を、ず~っと続けるという、ブランディングがあるのだ

僕は、TwitterもFacebookも、挨拶することなく、ただただnoteのリンクを貼る、100%宣伝男だった。

か、か、・・・改善だ!


存在感が半端ないイケメンからのヒント

障害と目的をリンクさせて考えてみる
障害に、大きなヒントがあるもの

僕は、ミュージカル『コーラスライン』を思い出した。
鑑賞中、アドラー心理学を思い出したのだ。どこかで「似ている」と思ったのだ。

これは、深掘りの価値が、大ありだ。

人生は、みな主人公
人はみな、「自分を演じている」と言える
人はみな、俳優とも言えるのだ

ならば、人はみな、監督、とも言えるのではないか?
人はみな、脚本家でもある、とも言えるのではないか?

僕は、将来、脚本も書きたいと思っている。これは重大なヒントや宿題なのかもしれない。


古土さんからのヒント

(僕の読んだ本の、著者として)
名刺を考えるということは、自分のビジネスを考えるということと同じ
ビジネスが成長すれば、名刺も変わって当然
ビジネスごとに、別の名刺があってしかるべき

古土さんが、今回、積ん読した本は、
『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』で、

存在感が半端ないイケメンこと徳久さんは、この本の、勉強会を開催している主催者なのだ。


なので、古土さんは、本の解説などは、徳久さんへパスしたのだった。

パスを受けた徳久さん
『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい』は、
実は、ワークブックなのだ
モーニングページだけでも凄いのだが、12週間やり切って気づくことは、それはそれは…(実体験などをふまえ解説)
モーニングページとアーティストデートは、言うならば『両輪』で、アウトプットするにはインプットが必要で、
アーティストデートはインプットになる


僕は、1度、8%だけ読んで、それで大満足したのだが、ワークブックと捉え直して、今一度、ちゃんと読む必要を感じた。


◆結論

たった2時間で、これだけのことを得たのだ。
もの凄い価値だ。

そして、メチャクチャ楽しかった!

積んでた本が読める。
その本での学びがある。
普通に読むより、大幅な時間短縮ができる。
他の参加者の意見が聞ける。
情報が得れる。
思考が深まる。
思考が広がる。
人と繋がれる。

今回の最大のメリットは、素晴らしい方たちと出会えて、すごく刺激をもらったことで、
久しぶりに「ウォ~~~!」、「やるぞ~!」、「ワオ~~!」と、そういうモードになった。

繰り返すが、なによりも、2時間が、メチャクチャ楽しかった。

僕は、月に、1~2回、定期的に『積ん読読書会』に参加したい。

今回は、
「他の参加者の紹介する本という情報がありがたい」ということ以上に、「他の参加者の、思考や、言葉のチョイスや、行動やアクションや、情熱や精神などが、少し、かいま見れて」

凄く、刺激を受けたのだ。

ワクワクした。

頑張る、勇気が湧いた。

『知』へのメリットも大きかったが、『心』へのメリットが、凄く大きかった。


◆〆

長い記事になった。

はたして、ゆかりちゃんは読んでくれるだろうか。
誰かの予想どおりに、スマホの高速スクロールが再開されるのだろうか。

たとえ、スマホが高速スクロールされようとも、

僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。





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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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