第340話 ゆかりちゃんは『嗅覚の人』で、そして僕は勘違いしていた(ゴメンね)
ゆかりちゃんは、昨日の記事を読んで、
「いや~、オモシロイわ~🤣」
「言っとくけど、今、『オモシロイ』って言ったのは、じょーじの文章じゃないから」
「わたしのことだからね😤」
「いや~、わたしってオモシロイわ~🤣🤣」
と言った。
だいぶと、鼻息が荒かった。(きっと「天才」の2文字のせいだな)
さて、
今回は、嗅覚についてだ。
昔ラジオで、「五感の中で、最も快感を感じる感覚は、人によって異なる」と聞いた。
◆そのラジオの概要
30年以上前に、カーラジオで聴いた内容だ。誰が言ったのか、まったく憶えていない。
◇視覚の人
目で観ることの快感が、1番強い。
好きなもの(美しいもの、素晴らしいもの)を観たいという欲求が強い。好きなもの(美しいもの、素晴らしいもの)を、観たときの興奮が、ほかの感覚の興奮より強い。
◇聴覚の人
耳で聞くことの快感が、1番強い。
好きなもの(心地好いもの、素晴らしいもの)を聴きたいという欲求が強い。好きなもの(心地好いもの、素晴らしいもの)を、聴いたときの興奮が、ほかの感覚の興奮より強い。
(ちなみに僕は、この『聴覚の人』だ。30年以上前、ラジオを聴いてて、即、そう思ったし、今も変わらず、そう思う)
◇嗅覚の人
鼻で嗅ぐことの快感が、1番強い。
好きなもの(心地好いもの、ステキなもの)を嗅ぎたいとたいという欲求が強い。好きなもの(心地好いもの、ステキなもの)を嗅いだときの興奮が、ほかの感覚の興奮より強い。
(ちなみに、ゆかりちゃんは、この『嗅覚の人』ではないか、と僕は思っている。自分のヘソの臭いを、「臭いけど嗅ぎたくなるの」と言って、こっそりヘソをいじり、そして嗅いでいるのは、『嗅覚の人』の証拠だろう)
◇味覚の人
舌で味わうことの快感が、1番強い。
好きなもの(美味しいもの、素晴らしいもの)を味わいたいとたいという欲求が強い。好きなもの(美味しいもの、素晴らしいもの)を味わったときの興奮が、ほかの感覚の興奮より強い。
◇触覚の人
肌で感じる快感が、1番強い。
好きなもの(心地好いもの、ステキなもの)を触りたい、または、心地好く(心地好いところを)触られたいという欲求が強い。好きなもの(心地好いもの、ステキなもの)を触ったり、または、心地好く(心地好いところを)触られたときの興奮が、ほかの感覚の興奮より強い。
誰もが等しく、五感での快感を感じているだろう。しかし【1番】は、人によって異なる。
つまり、人は、5つのタイプに分類できる。
『何に1番興奮するか』で考えると、自分のタイプが分かると、30年以上前のラジオが言っていた。
◆嗅覚について その1
変わった事件を知って驚いた、という記事を、まえに書いた。
「靴の臭いが嗅ぎたくて、その欲求を抑えられず、小学校に侵入。そして逮捕」というニュース。
しかも、同様の事件が、けっこうある、という事実。
この手の犯罪を犯す人は、間違いなく『嗅覚の人』なのだろう。
◆嗅覚について その2
僕は、玄関が臭いとイヤだ。靴の臭いなのだろうか? あれは苦手だ。
逆に、子供のころから、お父ちゃんの煙草の匂いは嫌いじゃなかった。(イイ匂いだなぁ)と、思ったこともある。
今は、タバコの臭いは好きではないが、そこまで嫌悪もしていない。
僕は、珈琲の香りが大好き。
山椒や、ブラックペッパーや、シナモンの香りも好き。特に、ブラックペッパーの香りは、僕にとっては最高で、さらに言うと、ブラックペッパーはGABAN(ギャバン)に限る。
コショウは、コショウ辛くしたくてふりかける人もいるのだろうが、僕は、香りを楽しむためにかけるのだ。
これを、中々ゆかりちゃんは理解してくれない。感覚が異なるのだから、いかんともならないこと、なのかなぁ。
僕はよく、「蕎麦は香りを食べるモノ」「鼻で食べるモノ」というのだが、これもあまり賛同はいただけない。
◆嗅覚について その3
ゆかりちゃんは、汗臭いに敏感。嫌いな方で敏感。良く「じょーじ、ちょっと汗臭い」と言われる。
ちなみに僕は、汗臭さに鈍感。
でも、ゆかりちゃんは、玄関の臭さには鈍感なんだよなぁ。
で、ゆかりちゃんは、線香がスキ。
香水がスキ。
リードディフューザーも好き。リードディフューザーは、アロマの棒のヤツだ。スティックっていうのかな。瓶にさして置いとくヤツだ。
でも、デュフューザー系は、なんであれ長続きしない。厭きるのと、面倒なのとが原因だろう、と、僕は分析している。
あと、ゆかりちゃんは、僕がらーめん屋でニンニクを入れて食べると、すぐ分かる。
これは、誰でもかぁ。
◆嗅覚について その4
鴨頭さん。YouTube講演家の鴨頭嘉人さん。
Voicyで ↓ 語っていたが、
鴨頭さんは、間違いなく『嗅覚の人』だろう。僕は、そう思った。
香水を19種類も持っていて、そのうち、その日の気分やTPOで、3つをチョイスする。香りのブレンドを楽しむというのだ。
これは、混ぜてふりかけるという意味ではなく、例えば、足、首、手首、と、つける場所ごとに香水を変えて、自分の身体で、香りをブレンドさせる。
そして、それを楽しむ。
そういうことと、僕は、解釈した。
◆鴨頭さんのおススメの香水
そんな『嗅覚の人』が、香水をおススメしたのだ。
檜の香りがメインの香水。
鴨頭さんが、先のVoicyでおススメしたのが、この『TOBALI – Cypress Mask(トバリ – サイプレス マスク)』という香水だった。
けっこうなお値段がする。
同じ『嗅覚の人』のゆかりちゃんなら、『嗅覚の人』の鴨頭さんが薦める、この香水の良さが、ものすごく分かるのではないか?
つまり、メッチャ喜ぶのではないか。
そう思って、思いっきり小さいのを買った。
小ささが分かるように、メガネやマウスと一緒に撮った。
ゆかりちゃん、もう、使い切ってる・・・。
ゆかりちゃんは、
「いい香りだけど~」
と、少し戸惑っていた。
◆僕の勘違い
この記事を書くにあたって、僕は、もう1度、鴨頭さんのVoicyを聴きなおした。
ゆかりちゃん、ゴメン。
鴨頭さんは、「部屋に『シュッ』とすると、すごくイイんです~~~」と言っていた。
身体につける香水としておススメしたのではなく、お部屋への、いわば芳香剤としておススメしてたのだ。
僕は、Voicyは、ながら聴きなので・・・。
いや、これ、言い訳だな。
ゆかりちゃん、僕は、ちゃんと聞いて、ちゃんと説明しなかった。ゴメン。
◆〆
僕が思春期のころ、男子に人気だったのは『タクティクス』だ。
柑橘系の爽やかな香りだった。同級生の、ごく少数が、このタクティクスをつけていた。
僕も少し欲しかったが、僕が買わなかったのは、どこで売っているのかがわからなかったことと、なにより、そんなオシャレに関心があるなどという立ち居振舞いをしたなら、
「はんかクセ~!」
と、お父ちゃんに、間違いなく小バカにされるからだ。ドヤされるかもしれない。
はんかクセ~は、「馬鹿らしい」と「スケベったらしい」のミックスのような意味だ。
(ちなみにネット検索してみたら、秋田県や北海道では少しニュアンスが異なるみたいだ)
お父ちゃんには、「男は、オシャレなんか気にするな」「心や思想で、その上での発言ではなく、【行動】のみで勝負するもんだ」という価値観が、強烈にあった。
しゃべりが過ぎる男は軽んじられ、無口な男が「男らしい」と称えられる、そういう文化&常識の地域だった。
今は、時代も変わったし、お父ちゃんは天国だし、ググったらタクティクス、まだ販売しているし、今度、買ってつけてみようかなぁ。
爽やかに、なっちゃおうかなぁ。(香りに「古い」って、あるのかな?)
ゆかりちゃんには、
「じょーじは、本当に、岩手県出身なの?」
「よう~喋るやん~~~😁」
って、言われるな・・・。
僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。