『田沢湖殺人事件』を発生させなかった、僕のファインプレーちゃうか?
※この記事を、マンガにしてくださる方を募集しています。
※僕が出版社に企画書を出します。
※出版社から反応がなかったならkindleで出しちゃいましょう。
※ポートフォリオとして、これから10話、マガジンに納めます。
※この記事は、4話目です。
※これまでの記事で、100以上のネタ(実話)があります。
◆1
テレビを観ていたゆかりちゃんが、唐突につぶやきました。
「田沢湖って…」
「日本一深い湖なんだって~」
「知ってた~?」
と。
聞いたことがあるような無いような。僕は考え込みました。
「う~ん…」
「いや、日本一深いって、知らなかったなぁ」
◆2
「こんな広くて深い湖じゃ…」
「沈んだら見つけられない…」
「見つからない…」
「ってことは…」
「・・・」
「完全犯罪ができるね~!」
「お、おお~」
◆3
どうやら、推理小説好きのゆかりちゃんが、妄想を始めているようです。
「何を、つなげるか?…だなぁ」
「ん?」
◆4
「そんなん、だってさあ~」
「浮かんできちゃうじゃん!」
「ほお~」
かなり具体的に妄想をしているようです。
テレビは、田沢湖周辺のお食事処などを紹介しているのに…。
◆5
「あっ!」
「じょーじは殺さんよ~」
「なんでか知っている~?」
「なんで?」
(あれ? 殺す前提?)
◆6
「あんたが勝手に!」
「保険!」
「解約したからや!」
「おお~」
「殺すメリットがないからか~」
(やっぱ、殺す前提⁈)
◆7
僕は心の中で、
(独身の僕がほぼほぼ支払ってきた…)
(ゆかりちゃんと結婚する、ず~っと前に加入した保険だし…)
(もし、解約していなかったら…)
(それはそれで、田沢湖の底だし…)
って思いました。
◆8
ゆかりちゃんは、
「まったく、信じられん!」
「勝手に解約するなんて!」
っと、思い出し怒り、していました。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第565話です
※マガジン【ゆかりちゃんの『天然』のポートフォリオ】に加えます
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