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鵜呑みにしてはいけません、ここは京都です

年末にご近所さんから自宅にご招待頂いた時のことである。
その時にこんなラインをもらった。

「もし差し支えありませんでしたら、当日軽いお弁当を用意しておきます。
心おきなくお喋りしませんか?」

手土産がてらお昼を調達して伺おうと思っていたが、
好みが分からなかったので、今回はお言葉に甘えさせて頂くことにした。

当日、サンドウィッチなどの軽食を思い浮かべながらお宅の前まで行くと、

なんとそこには、料亭のトラックが停まっているではないか!!!

白い調理帽をかぶったおじさんが、何段もの大きなケースをせっせと玄関先に運んでいる。さすがの私でもこのトラックが運んできた物が何かぐらいは察しが付く。


そうだ、ここは京都だった。


それにしても、軽いお弁当が料亭の仕出し弁当とは・・・
侮れないぜ、京都人。

こんな事もあろうかと、念の為に手土産を買い足しておいて良かった。
京都1年目、まだまだ本音と建前に翻弄される日々である。


せいろ蒸しのご飯、茶碗蒸し、お造りは別添え





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