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子どもの想像力の栄養。

最近自転車に乗れるようになった娘。
自転車に乗るのが楽しくて仕方ないらしい。
きょうも習い事に行く時、
そこそこ距離があり、大きな道路渡らなければならないルートを
自分の自転車で行ききった。

「補助輪のない自転車はさあ、
バランスをとらないと乗れないよねえ?
わたしさあ、補助輪のない自転車の方が
なんだか楽しくなってきた!!」
とこぎなから高らかに宣言していた。

途中、遠くから、カンカンカンカンと
ふみきりのような音が聞こえてきた。
ふみきりはまだ遠かったはずだけど、
こっちの方にもあるんだろうか?
そう思ったことを、そのまま口にしたら娘が
「ほんとうにふみきりかもしれないし、
カンカン虫が鳴いているのかもしれないし、
カンカン(缶)が歌ってるのかもしれないし、
自転車がパレードしてるのかもしれない」
と答えてくれた。
娘の脳はどうなっているんだろう。
いつも新しい世界を想像している。

「カンカン虫は線路の柵に座ってなくかもしれないし、
走る電車の屋根に座っているのかもしれない」
話は続いていく。

娘の物語を楽しめる人が、世界にもっと増えますようにと、いつも願う。
ちょっと風変わりな娘だけど、どんどん紡ぎ出される想像の世界が本当に楽しい。
子どもたちって、みんなこんなに楽しい事
いつも考えいるのかな。
びっくりしてしまう。

今朝描いていたのは、「くちあけ大会」の絵で
いちばん大きく口を開け続けた人が優勝。
口を閉じたり笑った口をしたら負けなんだそう。
1位2位3位の人は、賞品としてロボットがもらえるんだとか。
「ロボットぶとんもセットでついてくるよ。
ロボットを夜たくさん寝かせてあげると、次の日元気に遊びまわるよ」
ハキハキと説明しながら描いている。
大会はカーンとトンカチが叩くまで、と言うのは
先日流れていたのどじまんの影響だろうか。

見るもの聞くものが、娘の想像の種になる。
この連休も、新しい種や栄養を
一緒に見つけに行きたいものだ。

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