見出し画像

がんばりすぎるお母さんたちへ。

自分の感情の観察を始めてみたけれど、
ひとつの感情っていうのはなかなかに、長続きが難しい。
小さな子ども2人を育てていると
目まぐるしく場面は変わって
夜のお迎え以降は、2人からの話しかけに
答え続けるだけで精一杯だ。

保育園に最近ひとり気になるお母さんがいる。
帰り際自転車に乗らない子どもを、いつも怒鳴りつけている。
その声を聞くと、こちらもヒヤッとして、早くその場から立ち去りたいのに
こちらのちびもそうそうにはチャイルドシートに乗ってくれない。
そのお母さんの子どもは泣き叫び、
そのお母さんは子どもにわからないような言葉で、
さらに怒鳴りつける、その悪循環。

子どもが不安定な時は、実は親が不安定な時。
そう聞いてから、子どもがごねている時は
あ、これ私が今焦っているからだな
と少し冷静に自分を顧みられるようになった。
(豪雨の中、カッパも着ずに、自転車に乗ってくれない息子相手には、さすがに落ち着いて対応はできないけれど)

その怒鳴り母さんも、何か不安を抱えているんだろうか。
シングルマザーなのかもしれないと思って、
同時に自分のバイアスに嫌になった。
超絶ワンオペママだってかなり追い詰められるかもしれないし、
そうならない人だっているだろう。

どうにか自分を労って。

そんな私も、きのうは声をかけてもかけてもお風呂に入ってくれない子ども達に業を煮やし、
「そんならママ1人ではいる!」
と言い捨てて、プンプンしながら服を脱きはじめたら、
風のように子たちも集まってきて、
またたくまに浴室に集合していた。
結局私もやってしまっている。
私にも労りが必要ということだ。

いいなと思ったら応援しよう!