伝道者の書第31話わたしは知っている。人にはその生きながらえている間、楽しく愉快に過ごすよりほかに良い事はない。
(原文:第3章12、13)
12 わたしは知っている。人にはその生きながらえている間、楽しく愉快に過ごすよりほかに良い事はない。
13 またすべての人が食い飲みし、そのすべての労苦によって楽しみを得ることは 神の賜物である。
人生における労苦が、空虚なものであるならば、人生において良い事となるものは、生きている間に、楽しく愉快に過ごすことだけになる。
食べたり飲んだり、全ての労苦の報酬として、喜び楽しむことができたなら、それは神からの賜物なのである。
人は神から、労苦や試練を与えられ、その報酬として喜びも賜る。
大切なことは、労苦や試練に真摯に耐えることなのだと思う。
労苦だけでは、ただ空虚でしかない。
その労苦の結果として、食い飲み、楽しく愉快な時間となったならば、神の賜物として、素直に喜ぶ。
単純ではあるけれど、これも人生の真実なのだと思う。