伝道者の書第35話わたしは心に言った、「神は正しい者と悪い者とをさばかれる。神はすべての事と、すべてのわざに、時を定められたからである」と。
(原文:第3章17)
わたしは心に言った、「神は正しい者と悪い者とをさばかれる。神はすべての事と、すべてのわざに、時を定められたからである」と。
神は、正しい人も、悪人も裁く。
この文で考えなければならないのは、裁くのは神であること。
つまり人間の考えで人間を裁くのではなく、神の考え、神の計画に基づき、神の考える時期に、人間を裁くということになる。
人間世界での正義や不正義ではなく、神の観点から人は裁かれることになる。
「自分は偉い、自分は罪がない、だから裁かれることもない」
人間が考える、そんな傲慢な考えは、全く通用しない。