法然問答から
質問:お経は、僧侶から聞くべきものでしょうか。
法然:自分で読めれば、僧侶は必要ありません。
※法然の生きた時代、僧侶に読経を頼めば、必ず多額のお布施が必要になった。
法然は、自分で読めれば、そんな必要はないと言い切る。
御仏の教えと、金は無関係。
御仏の世界に入るのに、金は不要。
僧侶を通じてではなく、阿弥陀仏を唱えることで、救いが得られると考えている。
確かに、僧侶の金のために、阿弥陀の教えがあるわけではない。
しかし、それを勘違いしている宗教団体(集金団体?)の何と多く、悪辣なことか。