最小限の努力で習慣を変える5つの方法
習慣を変えることってなかなか難しいですよね。
自分の意志以外の色んな力を借りることで、より楽に目標達成できる5つのポイントをご紹介します。最小限の努力で習慣を変えたい方はぜひ読んで、実践してみてみてください。
1.変えたい習慣を書き出す
自分が変えたい習慣を、紙や手帳やスマホのメモアプリなどを使って書きます。そしてそれを常に見えるようにします。
例えば紙の場合、家のどこかに貼る。スマホの場合、待ち受け画面にする。などです。
常に目に入るようにすることで、目標を改めて脳にインプットし、意識的に目標達成しやすくなります。
人間て忘れやすいですからね。物事だけではなく、感情ややる気も時間が経つと薄れていきます。それを防ぐために、何度も見て思い出すことで、自分の脳を助けてあげましょう。
2.小さく始める
まず、目標設定を低くしましょう。
めちゃくちゃ頑張らないとできないようなこと、辛いと思ってしまうほどの目標は挫折しやすいです。
つい意気込んで、極端な目標をたてていませんか?
まずは、これくらいなら無理しなくてもできそうと思える範囲で設定することをおすすめします。
もしそれで失敗してしまった場合はさらに低くして再チャレンジをしてみましょう。それと同時に、目標は一度に一つにしましょう。
これも小さく始めることの一つですが、同時に何個も目標を作ってしまうと、それだけで自分にプレッシャーを与えることになりますし、どれか一つできなかったときに急にやる気がなくなってしまったり、自己肯定感が下がってしまいます。
目標が低いと達成しやすいですよね、これ当たり前なんですけど、最初の目標設定する時ってやる気が頂点なので、自然と高く設定しがちなのです。
一つ達成できると、それが成功体験になり自信がついて次の目標が達成しやすくなります。
まずはとにかく小さく始めましょう。
3.環境を変える
これが一番手っ取り早い方法です。
習慣を変えるのが難しいのは、環境を変えていないから。
逆に言うと、環境が変われば簡単に自分を変えることができます。
例えば、もっと勉強する時間を作りたいのに、テレビの前でだらだらしてしまう習慣を変えたい。とします。
極端かもしれませんが、テレビを捨てるとどうなるでしょう。
そうしたらテレビそのものがないので見ることができません。選択肢がありませんよね、この方法なら簡単に習慣を変えることができます。
とは言ってもなかなか捨てられないと思います。
捨てるまではしなくても、常にコンセントを抜いた状態にするとかだけでも効果的です。
リモコンのボタンひとつで見れてしまうからつい見てしまう。
いちいちコンセントを差さないと見れないという環境にしておけば、コンセントを差すというアクションが必要になり、テレビを見ることがめんどくさく感じます。
このワンクッションが大事で、テレビを見るまでのハードルを上げるというしくみです。
多くの人は自分の意志のせいだと思い込んでしまいがちですが、そんなことありません。人間は変化を恐れる生き物で、体が現状維持を好むようにできています。
なので、環境というすごい力をうまく利用して、より楽に習慣を変えていきましょう。
4.モチベーションとの向き合い方を変える
モチベーションって上がったり下がったりしますよね。
常に一定でいることはほぼ無理なんじゃないかと思います。
ただ、モチベーションがなくても続けている習慣ってありませんか?
朝起きたら歯磨きをして顔を洗って・・・
当たり前のように行動しているかと思いますが、毎朝「やるぞ!」と言って
気持ちを高めたりしていますか?
決してそうではないと思います。
毎日無意識でやってしってしまう、逆にやらないと気持ち悪いという感覚になっているのです。そこまで持っていけたら、習慣化成功です。
では、そこまで持っていくにはどうすれば良いのでしょうか?
答えは、”とにかくやる”です。
気分が乗らなくてもとにかくやる!ほんの少しでも良いからとにかくやることです。モチベーションは不思議なことに、やりだすと後からついてきます。
例えば、1ページだけ本を読むつもりだったのに、気付いたら第1章まるまる読書をしていたとか、10分だけウォーキングするつもりが20分も歩いていたなど。
みなさんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
やってみると案外集中しちゃうことってよくあるんです。
何かをする時に、必ずしもモチベーションが必要な訳ではないということを覚えておくと、逃げ道もなくなり、より目標達成に近づくと思います。
この、”とにかくやってみる”をぜひ取り入れてみてください。
5.周りの人に宣言する
ダイエットなどもそうですが、誰かと一緒に住んでいる場合、その人の協力がないと難しいですよね。挫折してしまう原因にもなります。
応援してくれる人なら、目標達成できるように助けてくれるはずです。
あとは、SNSで宣言してしまう。これも効果があると思います。
発信することで、誰かに見られているような感覚になり、中途半端な結果を出すと恥ずかしい、目標達成したら有言実行できる人だと思われて自信が持てる、ということにつながります。
人を巻き込んで監視役になってもらう感じですね。
なにより、文字にして見るということは、脳に強く印象付けることができます。
1つめのポイント、「変えたい習慣を書き出す」にもつながりますね。
わたしが参考にした本はこちら↓
小さな習慣/スティーヴン・ガイズ
完訳7つの習慣 人格主義の回復/スティーヴン・R.コヴィー
ワーママはるのライフシフト習慣術/尾石 晴
いかがでしたか?
小さな目標でも、達成できると自己肯定感がアップして自信がつきます。
いきなり大きく変えようとせず、一つ一つ積み上げていきましょう。
成功が増えるほど、次の目標が達成しやすくなりますよ。
そもそも不可能なことではない限り、少し条件を変えて再チャレンジしていけば習慣は変えられます。
そして習慣が変われば人生が変わります。
心に余裕を持って大きな目で見ながらチャレンジしていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。