文学フリマ京都『余命』インタビュー(紫倉紫さん)
文学フリマ京都短編アンソロジー集
『余命』参加記念
インタビュー第二段です!
──ではでは、インタビュー第二段!今回のクリエイターさんは?お名前をお願いいたします!
「紫倉紫(しくら ゆかり)です」
(以下、紫倉と略)
──紫倉さん、よろしくお願いいたします。
紫倉さんは、現在、主にエブリスタで活躍する実力派クリエイター。週刊文春小説大賞で準大賞を受賞し、『ぼくらの犯した罪の半分』は電子書籍化してます。
ではでは、まずはじめに、このアンソロ企画を最初に聞いた時、どう思いましたか?
紫倉「お声かけいただいた時点ですでに参加が決まっていた方たちが豪華で驚きました」
──おお、ありがとうございます。
実は紫倉さんにもっと早くにお声がけしたいと思いながら、お忙しそうだったので躊躇していたんですよね。
でも、紫倉さんの描く『余命』を読みたい!と思い、思い切ってお願いしました。
紫倉さん的に、『余命』というテーマを聞いた時はどう思われました?
紫倉「難しいと思いました。ほかの方と被るんじゃないかと心配で」
──たしかに。余命ものとなると、かぶりそうだなと思いますよね。今回のアンソロジー、奇跡的にすべての作品がまるで違っていて、すごいなと思いました。
ええと、ここで紫倉さんに自己紹介を兼ねてあらためて伺いたいのですが、普段書かれている作品のジャンルはなんですか?
紫倉「自称純文学なので『純文学です』と言いたいところですが、ヒューマンドラマです」
──私としては、紫倉さんは純文学作家さんという認識です。
今回のアンソロジー作品ですが、お気に入りのシーンやセリフはありますか?
紫倉「書き出しのシーンのちょっとした緊迫感が、気に入っています」
──冒頭からグッと惹き込まれる感じがしました。さすが、紫倉さんだなぁ、と。
ちなみに、普段書いている作品と何か違いなどありましたか?
紫倉「そうですね……書き上げた後に、全体の二割相当の文字を削ったので、スッキリしていると思います」
──文字数制限がありましたものね。
(5000文字〜10000文字でした)
紫倉「そうですね笑」
──扉絵の絵師さんはお粥先生でしたが、絵師さんが決まってから、作品へ影響したことはありますか?
紫倉「内容には影響はなかったのですが、小説を読んでから描いていただきたくて早く書きました」
──そのお気持ちわかります。
お粥先生の扉絵、素敵でしたよね〜
──ぜひ、お粥先生へひと言。
紫倉「すごく素敵な扉絵をありがとうございます。孤独感が表現されていて本当に嬉しかったです。(横たわる男性の首というか喉というかが、特に良かったです♪)」
──そうそう、首のラインの色気が💕
ではでは、表紙絵を担当してくださったマカロンK先生へひと言お願いいたします!
紫倉「はかなげな美しさの中に最後の灯火の強さを感じさせてくれる『余命』というテーマにぴったりな素敵な表紙でした。ありがとうございました」
──同じ気持ちです!
では、この短編を書き終えての感想をお願いします!
紫倉「この小説を書くことで、自分自身の人生についてもいろいろと考えられたので、挑戦して良かったです」
──そう言っていただけて、嬉しいです!
私も紫倉さんの短編を読めて感無量ですね〜
では、最後に一言。宣伝も可です。
紫倉「はい、投稿サイト『エブリスタ』に、完結済みの長編小説がいくつかあるので、良かったら覗いてください。
一番読んでいただきたいのは、
『赤いホタル』という作品です。
こちらから読めます!
⬇︎
赤いホタル/紫倉 紫1時間5000円、その金額で私は緩やかに束縛される。【本編部分は3時間目安です】
紫倉さん、ありがとうございました!
『余命』は1/15文学フリマ京都で販売いたします!
インタビュー記事、次回は来週あたりに!
よろしくお願いいたします
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