文学フリマ京都『余命』インタビュー(白石さよさん)
文学フリマ京都
短編アンソロジー集
『余命』参加記念
インタビュー第三段です!
──ではでは、インタビュー第三弾!
今回の方はですね〜
おそらくエブリスタ利用者で知らない方はいないのでは?
という大人気作家さんです!
筆名をお願いいたします!
「白石さよです」
(以下、白石と略)
──白石さん、よろしくお願いいたします。
実はこのアンソロ企画に白石さんが参加してくださると聞いた時は本当に驚きました!
なんて言っても人気作家さんですし、執筆だけではなくお忙しいそうでもあったので。
白石さんは、今回の企画、最初に聞いた時、どう思われましたか?
白石「いろんなジャンルの書き手が集まるエブリスタの活気が大好きなので、是非参加させてもらいたい!と思いました。今まで恋愛ジャンルの商業だけで、あまり皆様と交流できなかった私にはとても嬉しい機会です」
──おお、そうだったのですね。
嬉しい機会と言っていただけて、こちらこそ嬉しいです。
『余命』というテーマを聞いた時はどう思われましたか?
白石「私事ですが、昨年に大病を患い『生存率三割、おそらく一気に命を落とす』と宣告され大急ぎで生前贈与や物品整理に奔走した経験がありますので」
──えっ!!??
白石「あ、回復したのでご心配なく。ですので『これぞ!!』と飛びつきました」
──なんとそんなことがあったのですね……。
それだけに今回の短編は、想いが籠っていると推測されます。
思い入れのあるシーンやセリフはありますか?
白石「(うーん)ラストシーンかな……」
──ラストシーン、素敵ですよね〜
商業で恋愛作品を書いている白石さんですが、いつもの作品と何か違いなどありますか?
白石「普段は恋愛レーベルの商業作品を手掛けているので、ハッピーエンドとラブシーン必須(ハイスペックイケメンも必須w)、恋愛以外の要素はあまり入れられないのですが、今回はそれらの縛りなく、自由に書かせていただきました」
──イキイキ書いてくださったようで、嬉しいです。
扉絵はmimori先生が手掛けられましたが、絵師さんが決まってから、作品へ影響したことはありますか?
白石「原稿提出が遅れ、元々決めていたラストシーンのイメージをお伝えして原稿より先に扉絵のラフをいただいたのですが、ラフの時点で既に感激してしまいました。この絵に相応しいラストシーンに着地するんだと、その一心で書きました」
──おお、この扉絵が励みだったんですね!
そんなmimori先生へ、メッセージをお願いできますか?
白石「最高の表紙です!
表紙とともにこの作品を大切にしていきます。mimori様、ありがとうございました!」
──そしてそして、『余命』の素敵すぎる表紙イラストを描いてくださったマカロンK先生へ、ひと言お願いいたします!
白石「いつかマカロンK様の表紙で出版できるよう頑張ろうと思っていましたが、叶ってしまいました!(笑)とても嬉しいです!」
──なんと、そんな想いがあったんですね〜
では、書き終えての感想をお願いできますか?
白石「こんな素敵な機会をくださった藤白圭様、発起人の望月麻衣様、そして作家の皆様、イラストレーターの皆様に、ただただ感謝!」
──こちらこそです〜涙
ほんと、お忙しいのに!
白石「普段の原稿は遅筆でウンウン唸りながら書くのですが、今回は久々に自由に書く楽しさを味わい、ああ私こんな風に楽しんでスタートしたんだと、初心に帰ることができました。
読んでくださった方の心に何かを残せたらいいなと願っています」
──白石さよさん、本当にありがとうございました!
白石さんの近著
最愛Ⅰ 君に降り積む雪になる【白石さよの名作4冊刊行記念キャンペーン対象商品!】 | オパール文庫https://opal.l-ecrin.jp/book/2823
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?