怒りの奥には
シンボルゲームオンラインセッションを受けてくださったMさんからの、その後のご報告。
「怒りの奥には深い悲しみがあるんだなぁって気が付いたんですよ!」
私もほんとにそう思います。
悲しみの感情って「金(metal)」。
刀ってmetalでできているでしょう。
だから深い悲しみの感情ってまるで刀で切られるような痛み。
例えば、大切な人との別れだったり、ね。
ずっと感じているとそれこそ死んでしまうくらいの、身を切られるような痛み、辛さ。
それをずっと味わってはいられないから、人って悲しみを怒りに転換するんじゃないかなって、思うんです。
怒りだって持ち続けているのは辛いです。
でも身を切られるような悲しみの感情よりはマシ。
悲しみ(metal)は、自分の内側に向かって収斂していく感情。
それはいつか、自分の内側にしこりのように固まっていく。
怒りの感情は、木(wood)のエネルギー。
陽な、外向きのエネルギー。
悲しみがしこりになるのは辛いから、悲しみを怒りの感情に転換して、そうやって外に出していくのです。
自分を守る鎧もmetalでできています。
metalってそのまんまの自分、自分の弱さ、繊細さ、感情をそのまま出すのがちょっと苦手なエネルギー。
そのままの悲しみを、涙を、泣いている姿を露わにできないのです。
でもね、五行の相生関係を見てもらうと、metalの先はwater。
冷たい金属の表面に水が生まれる。
それって私には、悲しみから涙が生まれる姿に見えるのです。
そしてその水(涙)が新しい芽(木)を育てていく。
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metal → water → wood
金が水を生じ、水が木を育てていく
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悲しみを怒りに転換すること、そういう時も大事な時。
でも水(涙)をずっと抑え続けていると、その先の新しい自分はうまく育っていかない。
自分のmetalに向き合うことって、痛みを伴うし、辛かったりします。
でもそこと向き合って、繋がっていくと、そこにはたくさんのギフトがあったりします。
metal って、「本当の美しさ」「自分のエッセンス」というエネルギーでもあるから。
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