【ココロ活】「推し」との特別な30秒がくれる幸せと宝物
11月1日(金)、オタクの聖地・秋葉原にある書泉ブックタワー9Fイベントスペースで、「REAL AKIBA BOYZ OFFICIAL FANBOOK お渡し会」が開催された。
このイベントは、本を一冊事前予約すると、選んだ推しメンバーから直接本を手渡され、約30秒間の会話ができるというものだ。
この本はRAB(リアルアキバボーイズ)の情報が詰まった初めてのFANBOOKで、保護者(RABのファン名称)が待ち望んでいたものだ。
実は、すでに直筆サイン本や別バージョンの表紙本を入手しており、今回で3冊目になる。
まんまと購買意欲をそそられてしまった訳だが、さらに当日販売があれば追加購入しようとも考えていたが完売だった。
整理番号から推測すると、このイベントで延べ350冊がRABメンバーから直接、保護者に手渡されたことになる。
一人で複数冊購入した人も見受けられたため、実際の参加者数はそれより少なかったかもしれない。
しかし、平日にもかかわらずこれだけの盛況ぶりを見せたことは、RABの保護者たちの行動力を物語っている。
ちなみにイベントは2部制で構成され、1部はオリジナルメンバーROOTSの4人、2部は若手の新メンバー4人が担当していた。
自分は1部に参加し、最推しのムラトミさんから本を手渡してもらった。
彼のブレイクダンスのオンラインレッスンを見始めたことを伝えると、「え、ホントに⁉️」と、喜んでくれた。
その素直な反応が嬉しい。
意外だったのは、他の3人のメンバーの反応だ。
ダンスをするようには見えなかったのか、少し驚いた様子で「ダンスされるんですか?」と尋ねられた。
なんとか「ストリートダンスの基礎だけですが…」と答えることができてホッとはした。
しかし、配信チャンネル登録者数78万人を超える武道館アーティストたちと自分だけの会話ができるという、本当に貴重な機会だったのだ。
こういう時に気の利いたことを返せない会話センスの無さが悔やまれた。
宣言してしまったからには、レッスンの配信を見ながら、自分なりにダンスの練習を頑張らなければ。
夕方、自分の番が終わった後、近くの居酒屋で他の保護者たちと長時間の感想戦に突入した。
これがまた、とてもエモーショナルな時間だった。
これまでも武道館ライブやイベントの後に飲みに行くことはあったが、その時は共通の体験を共有するものだった。
しかし、この日は、それぞれが自分だけの体験を語り合うことができたのだ。
一人ひとりの体験談に笑ったり共感したりして、時間を忘れるほど盛り上がった。
特に、最推しに思いを伝えた話や褒められて舞い上がってしまった話など、みんなの推しへの熱い想いに触れられたのも心に響くひとときだった。
推しは、思いもよらない幸せな日々を自分にもたらしてくれた。
そして、自分を温かく迎え入れてくれた保護者のみんなには、感謝の気持ちでいっぱいだ。
一口に保護者と言っても、推しへの接し方は本当に様々だ。
まさに十人十色なRABのファンらしく、そのことが、とても素敵に思える。
互いを尊重しながら推しを語り合っていけることが、何よりも嬉しいし楽しい。
だからこそ、保護者のみんなと過ごす時間は、自分の宝物なのだ。
RABは来年1月から、二つのアニメで主題歌を担当する予定だ。
もしかしたらCD販売で、またお渡し会があるかもしれないと期待している自分がいる。
その時はまた、新たな体験を共有し合いたい。
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