2024年を振り返ったら、相当な「推し活」だった件
2023年は、動画配信をきっかけにRAB(リアルアキバボーイズ)に引き込まれた年だった。
そこからnoteに記事を書くようになり、一人でライブに足を運ぶまでに至った。
推し活が始まった年として記憶に残るが、それが本格的に花開いたのは2024年である。
推し活といえば、ライブやイベントへの参加を意味すると思われがちだ。
しかし、この一年を通じて気づいたのは、推し活の本質は「共有」にあるということだ。
RABへの熱い想いや感動を、保護者(RABのファン名称)の仲間たちと分かち合う。
この行動が、推し活を単なる個人的な趣味から、他者と繋がる特別な体験へと変えてくれた。
SNSでの広がりも象徴的だった。
一年前までは親しい友人10人ほどとの交流に留まっていたが、推しが共通するというだけで相互フォローは150人を超えた。
「ライブで見かけました!」と声をかけてくれる人がいる一方で、直接会話を交わさずとも、いいねやリポストを通じて繋がりを感じてくれる人も多い。
推し活が、これほどまでに人と人を繋げる力を持っているとは、かつての自分には想像もつかなかった。
2024年のnote活動を振り返ると、最も読まれたのは「【ココロ活】とあるオッサンが推しに沼るまで」だった。
この記事は、自分が推し活に夢中になるきっかけや、最推しであるムラトミさんの魅力を、当時の勢いで詰め込んだものだ。
公開当初は照れ臭さもあったが、『推しは今日も元気に生きている』という気持ちは、今でも全く変わらない。
2位の「34秒の伝説:NHK紅白出演【RAB】」は、出演時間を録画で何度もストップウォッチで測定するという、いかにも「無駄に全力」な内容だ。
それでも、多くの読者がこの記事を楽しんでくれたことは意外でありながら嬉しかった。
とことん楽しむ姿勢こそが、推し活の醍醐味だと改めて感じた。
3位に入った「生成AIでエッセイテーマに沿った画像を作ってみた【失敗続出例】」は、note編集部の「今日の注目記事」に選ばれたことで自分の記事の中ではアクセス数がダントツで、読まれた記事の1位でもおかしくはない。
ただし、個人的には3位という位置が妙にしっくりきた。
おそらくは生成AIによる選択と思うが、記事の位置付けと自分の心情とが妙に一致していたことに、不思議な感動を覚える。
さらに、よく読んでくれたnoteクリエイターベスト3は、自分が深く読み込む記事の作者たちでもある。
それぞれ全く異なるスタイルを持つ彼らが、自分の記事に目を通してくれたことは、本当に嬉しく、感謝しかない。
2024年は、推し活を通じて「共有する喜び」を身を持って体感した一年と言える。
ライブの熱気や推しへの想いを、SNSやnoteで形にし、そこで生まれた繋がりが何よりの励みになった。
2025年には、この体験をさらに深め、多くの人々と感動を共有していきたい。
そして、読む人や見る人に「こんな活動的なオッサンもいるのだな」と思ってもらえるよう、自分の心を沸き立たせていきたい。