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【ココロ活】仮装してのハロウィン・ライブ体験

ハロウィンイベントといえば、お菓子と仮装が定番だけれども、基本的にあまり関わりがないのが、自分のこれまでの常だった。

でも、推し活のおかげで、今年は一変したのだ。


自分の推しであるリアルアキバボーイズ(RAB)は、アニメソングに合わせてブレイキンを中心としたダンスパフォーマンスが魅力の男性9人組だ。

数ヶ月前に保護者(RABのファン名称)たちから誘われて、RABメンバーの「ムラトミ」さんと「ドラゴン」さんが、「DJとの」さんと結成したラップユニット「Salt Communication」の月一ライブに現地参加している。

カッコいい楽曲とノリの良い歌詞で、軽く飲みながら楽しめる、いつも凄く楽しいイベントだ。

この前週には、彼らのライブトーク配信があり、現地参加する際のコスプレのテーマが発表されることがある。

今回はハロウィン月だから仮装は当然として、そのテーマはなぜか「パリコレ」。

推し活をさらに盛り上げるためにも、仮装にチャレンジしようと思ってはいたのだが、予想外のテーマに戸惑い、具体的なアイデアは全く浮かばなかった。

そのままでは、さすがにハードルが高いし、かと言ってドラキュラや囚人などの一般的な仮装は、なんだか違う気がした。

いろいろと考えた結果、RABの「けいたん」さんが強力なプレイヤーとして知られる「ポーカー」の仮装を思い付いた。

既に、けいたんさんの白黒公式チェックシャツは持っているので、彼のもう一つの特長である超ロン毛が必要で、こちらは、ドンキホーテでロン毛ウィッグを入手した。

しかし、材料は揃ったものの、彼風の外観と衣装の仮装は、思ったよりも扱いが難しくて、結局は利用を断念することに。

そこで、一旦けいたんさんから離れて、ポーカーだけでイメージを作ろうと決めた、クローゼットの中の推し関連グッズを探してみると、「リアルポーカーボーイズ」のTシャツを見つけた。

バックプリントは
なぜかPOKERが一行多い

これだ!と思い、そこにポーカーのカードを散りばめることを思い付く。

ポーカーと言えば、5枚のカードでストレートフラッシュやフルハウスなどの多くの役を作れるから、それらをTシャツに散りばめれば、仮装っぽくなるかもしれない。

急いで百均に行って紙製のトランプを入手し、全ての役を作って、扇状にして両面テープで留め、強い順に上から安全ピンで刺していった。

推しグッズにピンの針を通すのには、普通はためらいがあるものだが、その時は自分のアイデアに興奮していたようだ。

さらに、先日のRAB初武道館ライブで舞っていた金銀のテープを巻き付けて、光り物を加える。

そうして出来上がったオリジナル衣装をバッグに忍ばせ、少しドキドキしながら、会場の渋谷R loungeへと向かった。

ライブ中はずっとこの格好だった(^^;)

会場に到着すると、130坪ほどの広さのフロアには、既にさまざまな仮装が溢れていた。

黒服に黒うさぎ耳(ラビットホール)や、建設会社社員(はい よろこんで)など、RABのダンス映像に因んだ仮装が多いのは、さすがはRABの保護者たちだ。

千と千尋の神隠しのカオナシやリザードンの着ぐるみといった暑さに耐えて頑張った仮装や、キュートなキョンシーまで、いろんなジャンルの仮装があって、見ているだけでも楽しい。

中でも、3メートルほどの高さで頭が光る「長ネギ」の仮装は目立ち度No.1で、布で製作して棒を仕込んで高さを出すこだわりが凄かった。

女性ファンが多い中で、自分の仮装が浮いてしまわないか心配だったが、ちょうどポーカーイベントの発表後だったこともあり、反応としては、まずまずだった。

保護者は、みんな優しい人たちばかりで助かる。


いよいよライブの時間になり、推したちなりの「パリコレ」仮装での登場を待つばかりとなった。

まずドラゴンさんが金髪ウィッグに赤いタイツという、保護者が喜ぶ麗しの仮装で登場した。

一方、後から出てきたムラトミさんはというと…青い大きなビニール袋と網を身体に巻き付けてるだけ?

予想の斜め上を行く格好での登場に、場内全体が大盛り上がりだ。

眉をひそめるどころか、さすがは最推しのムラトミさんだな、凄いなって素直に感心してしまう自分の沼落ち具合は、まあ自覚しているところだ。


ライブはいつも以上に盛り上がっていく。

二人とも、ラップを歌いながら動き回るので、仮装も少しずつ形が崩れていく。

配信もあるんだけど大丈夫かなあ、と心配しながらも、推したちの姿と保護者の歓び様に、一緒になって騒ぎまくってしまった。

おそらくライブ後に撮影したであろう、推しの仮装の最終形はこちら


ノリで提示された仮装のお題を一生懸命考えて、何か作って参加するなんて、高校の文化祭の時ですら覚えがない。

ちょっと恥ずかしいけれど、そうすることで、なんだか推しや会場の保護者たちと一体になれた気がするから不思議だ。

来月は推したち二人の誕生月でもあるので、また何かの指定がありそうだけれど…楽しみでもある。


このコンテンツはファンメイドコンテンツです。
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