【ココロ活】推しのVR配信をゴーグルで観たらヤバかった
すでに何回か書いているように、自分の推しは、RAB(リアルアキバボーイズ)という男性9人組のアニソン×ダンスユニットだ。
10月4日に行われたダンス業界初の武道館でのソロライブは感動的に幕を閉じ、配信も終わって、ちょっとしたロス状態。
しかし、10月30日から11月13日までの2週間、またあの勇姿が観る機会がある。
それが武道館ライブのVR配信だ。
半年前の公演でもVR配信があり、その時には一眼モードでVRを楽しんだ。
カメラが舞台下にあることもあって、初めてならこのモードでも臨場感たっぷりに楽しめる。
しかし、人間とは欲深い生き物だ。より良いものがあるなら、試さずにはいられない。
そこで配信に先立ち、VR対応ゴーグルのELECOMの「VRG-M02BK」をAmazonで約2,000円で購入。
デモ映像でブレイクダンスの立体的な迫力を実感し、ますます期待は高まる。
前回の記事でiPhone14の電源が持つか不安と書いたが、使用中のゴーグルは横が空いており、外部電源を供給できることがわかった。
さらに、最近iPhone16 Proに買い替えたことで、画面の明るさを上げてもバッテリーの減りが少ない。
1時間の連続鑑賞でも問題なさそうで、これは嬉しい誤算だった。
武道館のVRカメラ配置は、通常ステージの右側のカメラ1、左側のカメラ2、そして円形サブステージ正面のカメラ3だ。
全31曲だったが、その多くは通常ステージでのパフォーマンスだったため、最初から観るならカメラ1か2がおすすめだ。
予想以上にゴーグル装着での二眼モードは迫力があった。
カメラの前で仁王立ちされた瞬間、その破壊力に思わず「うわっ」と声を上げてしまったほどだ。
カメラマンの位置に立って、上下左右を向くことができる特別鑑賞シートに居る感覚がある。
映像を一時停止するとわかりやすいが、手足の丸みや、大写しになったジーンズのひだが立体的に見えるのだ。
ヘッドスピンだって目の前で回っているムラトミさんの表情だってきっちり確認できる。
文章で書いても、VR配信+ゴーグルの魅力の、ほんの1%くらいしか伝えられていないだろう。
こんなにも描写がもどかしく感じたのは、noteアプリで書いていて初めてのことだ。
気を取り直して、カメラ3でRAB Rootsの武道館を目指す宣言をしたオリジナルメンバー5人の映像をチェック。
感動的なドラゴンさんの言葉に感極まって泣いてしまったムラトミさんの肩を抱くマロンさん。
そして、そのすぐ後でチャカさんが登場した時のことだ。
チャカさんはRABという名称の創始者で、芸能活動を選ばなかったが、今も彼ら5人と特別な絆で結ばれている。
あつきさんが彼の登場に際して目頭を押さえているのをしっかり見てとれたのには感動した。
現地や通常配信では細部を見逃しがちだが、VR配信で、その表情や細かな動きまでしっかりと観られるのは大きな魅力だ。
さらにゴーグルを併用すれば、その臨場感は、まさに現地に居るレベルへと至っているように思えるだろう。
配信期間の2週間なんて、あっという間だ。
その間に、武道館での初めての推したちの姿を、この目に焼き付けておかなくては。
最後に、ゴーグル利用時の二眼モードで気づいた注意点を記しておく。
メールやサイトにも書かれているが、VR MODEの利用方法は以下の通りだ。
https://vrmode.jp/feature/howto
そのリンクの一番下にあるのが、ゴーグル装着時の操作方法だ。
https://vrmode.jp/feature/howto_goggles
デモ版でチェックした時には見落としてしまうくらい後ろの方にあるので、注意して欲しい。
この手順に従い、二眼モードでスマホをセットしてゴーグルをつけた状態で、思いきり下を向くと操作メニューが現れる。
操作メニューでは、1秒間の視線入力でカメラの切り替えや次へのスキップ、少し前に戻ることができる。
慣れれば簡単で、ゴーグルを装着しながらカメラを切り替えられるのは楽しい。
注意すべきは、メニューの表示時間の短さだ。
慣れないと首を何度も上下することになってしまう。
しかし、マニュアルには無い回避方法を見つけた。
確認したのはiPhoneだけだが、「設定」>「アクセシビリティ」で「音声コントロール」をオンにするだけでいい。
こうしておくと、「シングルタップ」と声を出すことで、どの場面でもメニューを出現させることができるのだ。
ヘッドホンのAirPods Proをつけた状態でも有効だったので、ぜひ一度試してほしい。
操作性で残念だった点を一つ挙げると、自分のiPhoneでは、バーを押して任意の位置へスキップさせることがどうしてもできなかった。
そういう時は、一眼モードにしてから一度ゴーグルを外し、目的の場所近くに移動すればいいのだが、少し面倒だ。
iPhoneでうまくいった方がいたら、コツを教えてほしいものだ。
不満も書いたが、それを差し引いても余りある興奮がそこにある。
VR MODEでVR配信を観るなら、ぜひゴーグル利用を検討してほしい。
このコンテンツはファンメイドコンテンツです。
ファンメイドコンテンツポリシーのもと制作されています。