最強の推し援軍:現地参戦→VR配信での追体験
2024年4月21日、TDC(東京ドームシティホール)で行われたRAB(REAL AKIBA BOYZ)のワンマンライブ「Over The Future」。
現地参加での迫力あるパフォーマンスに始まり、通常のライブ配信、そして最新VR配信によるライブ追体験を、深く語っていきたい。
現地参戦
自分の推しであるダンスグループRAB。
TDCでの 生歌・生演奏ワンマンライブ『Over The Future』」への現地参加で、間近で直接観るブレイクダンスは迫力満点、舞台と保護者(ファン名称)たちとで作る一体感が たまらなかった。
CD音源で踊るRABも かっこいいが、REAL AKIBA BANDによるアニソン中心の生演奏と生歌の迫力は、RABのダンスパワーを何倍にも押し上げるのがわかる。
この日はゲストも盛り沢山な上に、武道館ライブ公表、アニメ「エルフさんは痩せたい」のOP主題歌担当の発表など、情報量が多過ぎだったと思う。
ライブ後に 優しい保護者に誘われて参加した15人程の打ち上げも、すごい盛り上がりだった。
これまで、ライブ後は 独りで帰宅していたから、直後に推しを共有出来ることが こんなにも幸せなことを 初めて知った。
たぶん、やみつきになるだろう。
固定・ライブカメラ配信
翌日から配信をチェックし、自分の席からは見えない側のライブカメラや 舞台全体が見渡せる固定カメラからの映像で、パフォーマンスを じっくりと楽しんだ。
特に 夢の武道館ソロライブが叶った瞬間の各メンバーの表情をしっかり見たくて、映像を何度もチェックしていく。
ただ、ライブカメラは随時カメラの切り替えがあるし、固定カメラは遠くて 表情は分かりにくい。
現地では観れなかった部分も確認できたのだが、ライブ映像でカットされたカメラの部分は当然ながら観られないまま、配信は一週間で終了した。
VR配信① ファーストインプレッション
そして5/1から 待望のVR配信が始まった!
3台のVRカメラで撮った映像は、最前列よりも前の目線で収録されているという。
専用のアプリをダウンロードして、目の前にスマホをかざすと...おお、確かに最前列よりも舞台に近い位置からの映像が観える!
しかもスマホを前後左右に動かすと 追随して視点が動くのが新しくて面白い!
まるでスマホを通して、その先のライブ空間を覗き見しているみたいな臨場感を感じられるのが、凄いと思った。
通常の配信よりも ライブに参戦してた時のことを思い出せるのは何故だろう、不思議だ。
カメラを左右に切り替えても、歌や演奏が スムーズにそのまま続いているのにも感心した。
切替を上手く使うと、推しを追っても ライブ感が途切れないのが嬉しい。
専用のゴーグルで視聴すると3Dで臨場感が増すらしい。
しかし、そんな準備のない自分は、ずっと目の前にスマホをかざし続けて観ていたので、さすがに腕が疲れてきた。
その辺を考慮してか、画面をドラッグすると正面をズラせる機能が有り、それ以後は スマホを、映画を観る位置にセットして、カメラや視点を変えながら見続けた。
VR配信② これが観たかったんだ!
XでのRABのVR配信の紹介欄(購入前ページ)に、TDCライブの出演者やゲスト、セットリストなどが掲載されていた。
ネタバレにならないのか とも思ったが、ライブ後だし、購入前に曲順がわかるのは確かに便利だ。
半年後の武道館ライブに向けて、自分のメモと照らし合わせて、どういう展開のライブだったかを記録したのが下記だ。
これを見れば、どれだけの渾身の内容だったか 感じていただけると思う。
配信ではスクショ、現地参加では 短い動画まで撮影可能で、SNSへの投稿まで許されていた。
残念ながらVR配信のスクショなどはNGなので、公式画像と、現地での撮影画像を載せる(転載許諾済)。
特筆すべきは 10/4に行われるRAB初の武道館ライブについて 、今回ライブで発表されるまで メンバーには全く知らされていなかったことだ。
どのメンバーも驚くというより呆然としていて、メンバーかつ所属会社代表でもある けいたんさんが仕掛けた 壮大なサプライズは、大成功だった。
発表の直後、VR配信のカメラ1の一番左端と、カメラ2を見ると、メンバーのマロンさんに向けた けいたんさんのドヤ顔が正面から見られたのが、個人的には嬉しかった。
視野角がとんでもなく広いカメラを3箇所から撮影した、VR配信ならではの映像であり、大きな魅力だ。
RABの夢は武道館でのソロライブと自身のアニメ化だが、まだ先と思っていた夢の一つが急に現実となったのは、メンバーにも保護者にも本当に衝撃だったと思う。
そんな様子をライブで感じて、配信で他の視点を楽しんで、VR配信でステージの隅々まで見渡せて追体験できるなんて、時代は進んだんだね。
この一粒で3回美味しいスタイルは、きっと これからのライブの当たり前になるだろう。
VR配信③ 武道館ライブに向けて
保護者になってから一年も経たないうちに、念願の武道館ライブが発表されるなんて、自分は なんとラッキーなのだろうか。
今回のライブの中から 何曲使われるのかは 全く予想できない。
ただ いつも自分の想像の先を行くのがRABだから、きっと前代未聞のライブになるに違いない。
チケットは すでに申し込んでいるが、席数が増えるとはいえ、競争率は今までよりも厳しいというのが周囲の保護者の意見だ。
しかし、たとえ武道館へ行けなかったとしても、武道館の近くでライブ配信を観て、保護者の皆んなと 推しを共有出来る打ち上げをしたい。
そして後日 VR配信があるのなら、ライブ感を抱きしめながら 涙を流そう。
TDCのVR配信は 2024.5.12(日)まで。
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