【研修会】対象者の可能性を引き出す作業療法面接と目標設定
研修会企画しました
当院では特別教育研修という研修制度を利用して外部講師をお招きして院内研修を開催することができます。
今まではPTを中心に開催されることが多かったこの枠を初めて利用して私がかねてから行いたかったテーマでの研修会企画が叶いました。
当院はOTスタッフ40名以上在籍する比較的地域では規模の大きなケアミックス型の病院です。
組織図としては各ステージ毎でのマトリクス型のような組織構造になっているので基本的に研修会などはリハ部全体もしくは急性期課、回復期課などの課ごとでおこなわれることが多く、OTのみでの研修会というものは新人研修以外では特別に設けられていません。
ということは専門性を追求する研鑽は個人の裁量にゆだねられている部分が多くある…と感じています。
私も若手のころそうだったのですが、OTの扱う範囲が大きいので一口に研修会といってもまずなにから取り組んでよいのか分からず参加できずにいました。
それでも今の職場でなんとか業務をこなせる程度にはなっていく（と思っていた）ので対して困りもせずに日々が過ぎていました。
オンライン化が進み以前よりも比較的研修会参加のハードルが下がった今でも、やはり若手スタッフは同じようなことで二の足を踏んでいる印象を受けていました。そんな中なかなか「研修会に一緒に行こうよ！」というには私の年齢がすこし離れすぎてしまったので、
みんながいかないならこっちに講師の先生を呼んでしまおう！ということで、贅沢にも愛知県から私の尊敬する川口悠子さんに講師をお願いすることにしました。
もちろん自主的に外部の研修会に参加するのと院内研修に参加するのでは少し違うかもしれません。
それでも病院外の世界を知ってもらいたいし、先輩から学ぶだけではだめだということを少しでも感じてもらえればと思います
あとは単純に作業療法ってすごく素敵な仕事だということも感じてもらいたいです。
今回は院内研修ですが、院内スタッフからも参加費をもらい同時に外部の方の参加も可能にしました。（本当はオンラインもOKにしたかったのですが、有料開催にしたことにより諸々ハードルがあがってしまい断念しました…）
ありがたいことに外部からの申し込みもあり私としては願ってもないカタチで準備が進んでいます。
今回が楽しく学ぶ、そして学ぶ必要を感じるきっかけになればと思っています。
開催は来月！
先に少し見せていただいた研修資料が本当に素敵で私が一番楽しみにしていると思います。