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ローカルライターのふたば暮らし 6月16日の日記

横浜から福島県浜通りに移住して9年半、
双葉町に引っ越して、ちょうど2ヶ月。
双葉町に暮らしながら、双葉郡をはじめとする浜通りのあちこちに出かけるローカルライターの私の、なんということのない日常を綴ります。

2023年6月16日(金)

朝は小雨。
町営住宅の庭に咲いている小さなガクアジサイの写真をずっと撮りたかったの、ようやく撮れた。

部屋の前の箱庭的な

昨年2022年10月に入居開始した住宅で(私は2023年4月に入居)、住宅内のあちこちに季節の花が植えられている。
春は木蓮とコブシ、初夏にはサラサドウダンと紫陽花。これからの季節も楽しみ。

Twitterを眺めていたら、友人のもじゃ先生が双葉町に行こうかなと呟いてたのですかさず、お昼一緒に食べない?とリプ。オープンしたばかりの「さくらの里双葉」のランチを食べに行きたかったの。

午前中は、お隣の南相馬市原町区のコワーキングスペースNARU
https://naru-minamisoma.com/
でカフェイベントがあると聞いていたので車で30分ほど北上。

NARUの外観。入口にガレットのキッチンカー
南相馬市小高区産のそば粉を使った「KAMISAMA GALETTE」
scone waccaのスコーンは売り切れだったけど、「はしっこスコーン」は買えた!

NARUは、南相馬市のまちづくり企業「小高ワーカーズベース」が運用するコワーキングスペース。格安でドロップインできて、子ども連れにもやさしいスペース。
打ち合わせや執筆で時々お世話になってます。もう少し遅くまで営業してくれるとなお有難いなと思ってる。

偶然代表の和田さんに会ったり、SNSだけでつながってた人とリアルにはじめましてできたり、やっぱり出かけて行くこと大切だなー。

目指すランチは、双葉町に震災後初めてオープンした温浴施設+居酒屋の「さくらの里双葉」。
先行オープンしている「ホテルARM双葉」の敷地内に、2023年6月12日に開業したばかり。

左が居酒屋、右が温浴施設の入口

北海道十勝の企業が経営してるので、ランチは札幌ラーメン、夜はジンギスカンやホルモン焼きが食べられます。

せっかくなので札幌味噌ラーメンを。フライドポテトも北海道産のじゃがいもだから美味しい
「ラーメン大好き山根さん」的な写真を撮ってもらいました

お野菜たっぷりで、美味しい〜!
ちょっと太めの麺が、甘めの味噌味のスープによく絡みます!醤油味だけどミニラーメンもあったので、親子で行っても良いかも。

営業時間は、ランチ・居酒屋は、11:00〜20:30(20:00ラストオーダー)、
温浴施設は、11:00〜20:00、日帰り入浴700円です。
今のところは平日も土日も営業とのこと。土日休みのお店が多い双葉郡なので有難い〜!

女湯はこんな感じ
サウナもあるよー!木の香りに包まれます


双葉町新スポットハシゴということで、岐阜県から双葉町に2023年4月に進出した、浅野撚糸「フタバスーパーゼロミル/KEY'S CAFE福島双葉店」へ。
特許を取ったスペシャルな糸をつくっている工場で、その糸で吸水性が普通のタオルの2倍というふわっふわのタオルをつくります。

双葉町事業所には、糸をつくる工場とタオルショップ、カフェが併設されてます。まぁデカくてきれいでびっくりします。

タオルショップ
座敷タイプのお席も
2人でお茶を飲んでるのを目撃されても全く疑われない私たち(笑)

なお、友人のもじゃ先生主催で、こちらのカフェで7月16日(日)10:00〜朝カフェの会が開催されます。


夜には、いわき市で、不登校や発達障害など生きづらさを抱える子どもとその親、当事者をサポートする任意団体「はまどおりサポートちるどれん(通称はまちる)」の勉強会のため、そのままいわきへ。

私は子どもは居ないけど、居ないからこそ地域の大人としてなにができるかなと、関心の高いトピックの時にはなるべく参加するようにしている。

今回は、福島市の女子短大である桜の聖母短期大学の二瓶由美子さんが講師で、ジェンダーギャップやフェミニズム、女性学、ジェンダー学のベースからじっくりお話を聞くことができました。

日本では男女平等が成立していないこと、平等とは「同じ」にすることではなく、「不利益を被っている側を引き上げること」である(例として、女性専用列車やトイレなど)こと、私たち自身に刷り込まれている「アンコンシャスバイアス」→女性らしさ、男性らしさの常識を疑うことからしか始まらない、そもそも人権の問題であることなど、分かってはいるけど、なにが問題なのかクリアにしてもらえた気がしました。

ジェンダーと人権の問題は、はまちる代表で私の友人がTedxTohokuで素晴らしいスピーチをしています。(日本語です)

勉強会の後は、同い年仲良しメンバーで反省会兼飲み会。いわき駅前には、コロナ前のフライデーナイトが戻ってきてるねーってしみじみと話してみたり。

私はいわきから双葉町まで、1時間以上かけて車で帰らないといけないのでもちろんノンアル。旅行支援があった時期は、飲み会の日はそのままいわきに格安で(ほぼタダで)泊まれたんだけどね。(コロナ対策なくなったのは良いことなのですが)

お家に着いたのは、ちょうど0時。1日お疲れさまでした。

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山根 麻衣子(ローカルライター)
ご支援いただいた分は、感謝を込めて福島県浜通りへの取材費に充てさせていただきます。