「親の死は子どもに与えられる最後の最大のギフト」
Facebookのリマインダーで。
2020年の今日の自分の投稿が出てきた。
ここを乗り越えて浄化するのに4年かかった。
父が亡くなる2週間くらい前の私の心境。
まだ意識はあったし、ギリギリ話せたけど。
どんどん衰弱していくのがわかって。
それを受け入れられない自分と、
母にもわからせようとしていたし。
弟とか他の家族とか親戚、父の会社の人や友人には、どこまで、どうやって伝えよう…
この世の苦痛をなんとかして取り除いてあげないといけないと、ありとあらゆる方法を調べてやってみていた。
今思えば、そうでもしないと自分が保てなかったんだね。
早いか遅いかはわからないけど。
まさか30代半ばで親看取るなんて思ってなかったし。
(子が50~60代になって、80~90代の親を、
しかも最期は病院で、のケースが割合としては多い印象)
まして、関係性があまりよくなかった(表面的にはうまくやってた)から、内心、色々な葛藤があった。
てか、実年齢(肉体使用年数)なんてカンケーないんだね。
魂の年齢?なんだなと、つくづく感じた。
私よりもっと早くに、
高校生とか20代で親亡くしてる人も居るし…
訪問看護師の仕事を通して、
何度も何度も追体験して、
当時の自分と利用者さんを重ね。
感情移入したり、
泣いたり、やさぐれたりしながら、
過去の解釈や自分の思い込みを変えていった。
命を懸けてわからせてくれた両親や関係者の皆さまに感謝だわ。
感謝しかない。
ちなみに、この人生の設定?設計?を自分がしてきたらしいね。
まだ生まれてくる前の、
お空の上の自分に言ってやりたいわ。
あんた、お気は確か?
考え直すなら今だよ? ってね(笑)
ま、いっか。
若いうちに経験できてよかったのかも。。
もう二度とやりたくないし、
気力体力的にもうやれないわ(((^_^;)
マジで持たない(((^_^;)
まさに
「親の死は子どもに与えてくれる最後の最大のギフト」なんだね。
この言葉を聞いて、心がスーっとなりました。
あとさ、本当に、
元気なうちに家族で「人生会議」しておいてください!と思うわ。
もしくは、エンディングノート書いといてと思うわ。。
財産なんてなくても、
何のサブスク入ってるかとか(解約するとき)とか、
誰に連絡してほしいとか、
墓はどうするとか。。
実際に体調が悪くなってくと、
そんなの不謹慎!みたいな雰囲気になるし。
いざとなったら、周りもパニックで頭おかしくなってるから冷静な判断できないし。。
経過は死因によるけど。
突然系なら予測不可能だけど、
長患い系なら、ある程度経過に予測がつく。
事前に、計画的に用意しておいた方がいい。
でも、実際にはそんなちゃんと準備できてる人多くなくて。
自分の死、もしくは大切な人の死と向き合わないとイケないからね。
それが怖くて、認めたくなくて、
準備できてない人の方が多い気がする。。
避けたいよね。
そんなこと考えたくない。。
だから、わかっていながらも、
ついつい、先延ばししがち。。
しかも、絶対よくなる!治る!って思ってるし、
思いたい気持ちもわかる。。
希望的観測ってあるよね。
奇跡が起こるって信じたいし、
人はみな、自分にとって都合のいい解釈しかしないし。
あ~本当に、こればっかりは自分が実際に経験しないとわからないし。
人それぞれ、価値観やそれまでの関係性があるから、正解なんてないし。
生きるとは、生きていくとはそういうことなんだなと。。