多様性の意義が腑に落ちた+分断しないための「対話」
今回この本を読んで、「多様性」という概念も初めて自分事として、切実に理解できた気がする。
なぜ「多様性」という言葉が重視されるようになったのか、私がなぜ「対話」というものに興味を感じていたのかがやっと腑に落ちた。
日本はムラ社会の習慣から、「自分も相手も(価値観や気持ち、背景が)同じであること」を前提にコミュニケーションをすることが多い。
だからこそ発展した、たとえば俳句のようなハイコンテクストな文化がある一方で、その価値観を唯一の正解だと考えやすいという弊害もある。
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