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持たない

音声で聞きたい方はこちら↓

世界の仕組みを知って楽に生きるためのメッセージを
YouTubeで音声でもお届けしています。
音声のみなので、
ラジオのような感じで聞き流してください。
YouTubeにアップするにあたって、
少し体系的にまとめています。
このnoteは、文字起こししたものです。

こんにちは。
世界の仕組みを知って楽に生きる
メッセージをお伝えしています、
maikoです。

今日は、
持たない、
そうすれば楽に生きられるよ、
というお話しします。

1.私の経験

この話をするにあたって、
少し私の個人的な話をさせてください。

私は、かつてシングルマザーで、
息子を1人、育てていたんですけど、
人生のパートナーがほしい、
そして願わくばもっと子どもがほしい、
それは赤ちゃんを授かれば嬉しいし、
再婚相手に子どもがいればそれもいいな、
と思って、婚活をすることにしました。
息子も、
お父さんや兄弟がほしい、と
応援してくれた上でのことでした。

そして、
すごく気が合って、
一緒にいて楽しくて、
異性としても好きで尊敬できる、
私にとって最高の人と出会い、
再婚することができました。

夫の前妻との子どもたちも、
とても優しくいい子たちで、
かわいいです。

そして、新たに
待望の娘も生まれました。

私は、幸せの絶頂でした。
でも実は、同時に、
不幸のどん底にいました。

なぜか。
それは、夫と息子が合わなかったからです。

2人は、性格は似ているけど、
考え方や行動は正反対という
かなり難しい相性です。
そもそも、
バックグラウンドが違う相手と、
いきなり一緒に生活するのって、
自分が選んだ人であっても難しいのに、
夫と息子は互いに、
自分が選んだ相手ですらないですから、
うまくいかなくて当たり前ですよね。
さらに、私をめぐって利害が相反する
同性同士でもあります。

夫は夫なりに、
息子のために一生懸命やってくれるのですが、
それは息子が自覚的に求めていることではない。
息子は息子なりに、
父の期待に応えようと頑張っているのですが、
それは夫が思っているレベルに全然達しない。
2人はすれ違い、
深刻なストレスをためていき、
ここでは言えないくらい、
かなり状況も悪くなりました。

そして、私は本当に自分を責めました。
再婚した自分が悪いのではないか。
母として100%息子の味方になっていない
自分が悪いのではないか。
同じ親として100%夫の立場に立たない
自分が悪いのではないか。

でも、どちらも私にとって大切だし、
どちらも私のことを必要としていたから、
息子か夫かどちらかを選ぶなんてことは
できませんでした。

当事者2人を不安にさせたくなかったし、
親にも心配かけたくなかったので、
表向きにはできるだけ普通にしていましたが、
私は乳飲み子を抱えて、
悩んで、苦しくて、
死にたいとすら思っていました。

そして、
何かこの状況を変える方法はないか、
とわらにもすがる思いで、
探し求めていました。

そして、
真理のメッセージにたどりつくことが
できました。

私にとって、
最高の喜びをもたらしてくれる
夫だからこそ、
最大の苦しみを与えられるのです。
私にとって、
最高に大事に思える
息子だからこそ、
最大の心労をかけられるのです。

そして、
私の夫で、私の息子、
だと思っているから、
全てが自分の問題に感じられ、
自分が何とかしないといけないと思い、
2人に対しても、
こうすべき、こうしなきゃという思いが出てきて、
相手を苦しめ、さらに自分が苦しむことになります。

これが、
持たない方が楽に生きられる、
いう私にとっての究極の経験です。

2.手に入れれば苦しみも持つことになる

パソコンや服や家といった物であっても、
学歴や仕事やフォロワー数といったステイタスであっても、
恋人や配偶者や子供といった人であっても、

手に入れる前は、
それを持てば自分が幸せになれる、
それを持てば自分は満たされる、
そう信じてそれらを求めます。

でも決してそれらは、
私たちを永遠に幸せにはしてくれません。

持つことによって、
喜びや快感をもたらしてくれるのと同時に、
手に入れるための労力と犠牲、
守り、管理し、維持するための手間とコスト、
変化し、失うことによる恐怖と絶望、
それらから逃れることはできません。

それが分かれば、
必然的に、
最初から持たない方が楽だと分かります。

でも、一方で
それを覚悟の上で手に入れたいんだと、
いう気持ちも分かります。

良いこともあれば、悪いこともある、
それが豊かな人生じゃないかと。

そう思う方は、
どうぞ持つことを選択してください。

何も悪いことではありません。

持たずに我慢しろ、
そういう話でもありません。
むしろ、持つからこそ分かることもあるので、
その方がいいと思います。

でも、
もし今苦しみの中にいて、
何が問題なのかと悩んでいる方、
何をしても満たされない思いを抱えている方は、
持たない、
つまり手放し、新たに手に入れなければ、
楽になるかもしれません。

この持たないための実践的な手法は、
仏教の禅の教えや、
ミニマリストと呼ばれる方々が
参考になる情報を発信してくれています。

ただ、気づいたら、
”禅”や”ミニマリスト”を手に入れようとしていた、
ってことにならないようにだけ
注意してください。

3.本当は持てるものは何もない

さて、先ほどから
自我の視点から話をしていますが、
本当の自分、
無であり、全てが一つという視点では、
実は、ここでこんなことを言わなくても、
私たちが自分のものとして持てるものは、
もともと何1つないとも言えるし、
全ての存在が自分のものどころか自分自身だ
というの本当のところです。

その話が聞きたい方は、
【悟り】シリーズの音声を聞いてみてくださいね。

ただここでお伝えしておきたいのは、
私たちは出家でもしない限り、
全てのものを手放すのは無理だし、
買い物しないで生活できないと思います。
ですから、
本当に必要なものは
無理なく自分の手元にやってきて、
必要がなくなったら
自然に自分から去っていく、
そんな感覚でいればいいということです。

4.私が手放したもの

さて、最後にもう一度私の話に戻って
終わりたいと思います。

最近ですね、
本当に色々自分のものが要らないな〜
と思ってきて、
再婚して引っ越した時も一緒に連れてきて、
大事に育ててきた、
観葉植物たちをリサイクルに出しました。

高く買い取ってもらおうと思ったら、
逆に引き取り費用がかかっちゃったんですけどね。

まあでも、
家族はそうやって、
手放す訳にはいきませんよね。

でも、
簡単なことなんです。
私の夫、
私の子供、
って思わなきゃいいだけです。

意味が分からず傷つけることになりますので、
わざわざ本人にいうこともないです。

今でも大事な家族であることに変わりません。

でも、
私の夫でも私の息子でもなく、
1人の人間として付き合っていきたい、
共に過ごせることが起きているうちは、
共に過ごせるということだ、
心の中でそう思っています。

今回の、持たない
という話の本題ではないので、
ここで詳しくは話しませんが、
真理を知ることができて、
夫と息子2人の間に同じ出来事が起きても、
私の受け止め方も行動も、全く変わりました。

それはまた、機会があれば、
お話ししますね。

さて、
今日は、
持たない、
そうすれば楽に生きられるよ、
というお話しをしました。
いかがでしたか?

この話を聞くにあたって知っておいてほしいことを、
1.見せかけの自由意思を使ってどのように生きるか
という音声でお話ししていますので、
まだ聞いていない方は
そちらも合わせて聞いてみてください。

最後になりましたが、
音声を聞いて
感想をコメントに残してくださっている方、
ありがとうございます!
お役に立てたことが伝わってきてとても嬉しいです。
これからもこのような、
世界の仕組みを知って楽に生きるメッセージを
お伝えしていきますので、
よかったらチャンネル登録して
聞いてみてくださいね。


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