子どもの病院のかかり方問題-小児科を使い分ける-
育児歴3年弱、子どもの病院のかかり方は未だに何が正しいのかよくわかっていない。
皮膚科や眼科は、私がかかったときの印象でここに行けばとりあえずOKという病院があるけど、内科(小児科)にかかるのは今でも「これでいいのか?」と首を捻るながらだ。
それでも、現在3つの病院を使い分けることで固まってきた。
それぞれどんな病院なのか、どう使い分けているか、この記事にまとめておく。
A小児科-ちょっと頼りないけど薬屋さんだと思おう-
子どもの咳と鼻水で駆け込んだA小児科。
診療時間が長めで仕事が終わってからでも開いているのが決め手だった。
お決まりの胸の音と喉を見て、「じゃ薬出しときますね」
終了。
え?それだけ?診断とかないの?と思った新米母の私、「えっと、風邪ですかね?」と一応確認。
👨⚕️「ま、そんなとこですね」
終了
なにがなんでも診断はしないスタンス?らしい。
お医者さんってなんらかの診断を出してから薬を出すものでしょ?もうここには来ないからね!
とぷりぷりしながら帰った私。
翌日職場の先輩お母さん達にその話をすると、「そういう病院、あるー!
そういうところはそれ故に空いてるから、手っ取り早く薬貰いたいときとかに行くよ!
あと予防接種とか」
診断なしで薬だけ貰いたい時ってあるのかなーとそのときは思ったものだけど、
それから2年間、このA小児科に度々お世話になっている。
風邪のひき始めだ!と感じたら早めに連れて行って、薬をもらっておく。
思えば、咳や鼻水はなんらかのウイルスなのだけど、それが何のウイルスかわかったところで、大体対症療法で同じような薬が出るのだから、診断はあまり意味がないんだなと気づいた私だった。
B医院-いい先生だけど(だから?)、働きすぎでは?-
小児科だけじゃなくて通常の内科もあるB医院は、常に患者さんでいっぱいだ。
お年寄りから子どもまで、待合室は混んでいる。
B先生(男性)はとても親身に話を聞いてくれるし、どうしたらいいかわかりやすく説明してくれる。
ちょっと冗談も言うチャーミングなおじさま。
3つの病院の中では唯一の電子カルテで、往診歴もパッと見てくれる。
とっても頼れる。だから混んでいる。
一度、夜に子どもの体調が心配になって、診療時間外だったけど20時頃に診てもらったことがあった。
落ち着いていた時期だったとはいえコロナ禍だったのでありがたかった。
その時も👨⚕️「この感じなら心配いらない。もしこうなったらまた連れてきて」としっかり説明してくれた。安心感抜群。
👨⚕️「これから往診に行ってくるんだ」と言っていた先生。
朝早くから夕方遅くまで病院を開けているし、夜間の急患や往診までやっていて、働きすぎでは?大丈夫?とこちらが心配したくなる。
C小児科-心折れる親続出の名物女医さん
C小児科は3つの中で唯一の女医さん。
先生は子育てを終えた世代のベテランお母さんでもあるのだけど、言い方が結構キツい。
見た目もちょっと怖そう。
厳しいことを言われて、心を折られて、もう行かなくなった親も多い。
子どもの洗顔方法にはこだわりがあるらしく、顔に湿疹があると強めに突っ込まれる。
私も怯みかけたけど、まぁ言っていることはもっともだな、と思ったので通っている。
ここのいいところは、アレルギーに強いところところ。
他の病院では、湿疹や咳などを診て「アレルギーや喘息はない?」と聞かれることが多い。
それまでにその類の診断を受けていないと、つい「ないです」と言ってしまわないだろうか。(私がそうだった)
C小児科では「これはアレルギーっぽい」と疑ってくれた。
乾燥のせいだろうと思って一生懸命保湿していた湿疹もアレルギーだった。
素人では気付きにくいアレルギー反応を拾ってくれたのがありがたかった。
最近、代替わり間近だからか、あのキツい先生をちょっと丸くなった気がする。(私が慣れただけ?)
でも次の先生(娘さんらしい)が人当たりがよくて、相談していない症状までいろいろ気付いてくれるとてもいい先生なので、たぶんこれから流行ると思う。
番外編 D病院-病児保育がある総合病院
私の住んでいる地区で唯一病児保育をやっている総合病院。
保育の前後に診察や検査もしてくれるので、カルテもちゃんとある。
病児保育について、詳しい記事はこちら。
セカンドオピニオンのためにも、複数の病院を渡り歩く
ただの咳や鼻水でも、長引けば別のところで診てもらったりもする。
症状から考えて、レントゲンがある病院を選ぶこともある。
お母さん先生のところに行けば、診察のついでに指しゃぶりについてのアドバイスを貰えたりもする。
病院によって得手不得手があるので、それをちゃんと把握して、今回はここ!と決めて連れて行ったり、必要ならセカンドオピニオンを受けたりするのは親の大事な仕事だなぁと思う。