依存症からの脱却
担当に未読無視されたという5/1の投稿から早1か月。
実は、担当さんに投稿後に「明日お店に行きます」とLINEしたところ、返信があった。
でも内容は、「この前みたいなことが1度でも起きてしまったらもうお店には来られないよ」。この前みたいに、というのはキレたり取り乱したりしたこと。よっぽどひどかったのか、ということと。これはもう脱ホストしなさいという担当さんの優しさなのだと拡大解釈した。
とりあえず担当からの返信があったことで落ち着いた。それでも担当から「切られた」なんて状況は苦しすぎる。私は担当に謝る旨のながーい反省文を送った。これに対しては、謝ろうとする意志があるのは良いこと、今はゆっくり休んで町には来るな、という返信が来た。
店はしばらく行かないことにしよう。
依存症からの脱却は正直時間が解決するしかない。白黒つけないグレーの時期を過ごし、だんだんと距離を取り俯瞰して見られるようにする。
5月、町に来るなと言われているのにも関わらず実に5回ほど歓楽街に行き、他店を3店巡る。同じ趣味の友達を作り、飲み明かすこと2回。担当の店の前を何度も通りかかり、友達を待ちながら担当が出てきたらどうしよう、なんて何度も店の前を見る。思えば出待ちみたいだった、危ない危ない。
そして自分が今度は客ではなく、キャバクラのホステスになったことを考えてみる。考察してみる。
疲れて寝て過ごす。
気付いたら、ホストクラブにはもう1か月行っていない。元担当の店には2か月行っていない。そう、元担当と呼べるようになった。
そして担当にお店の様子をさりげなく聞いてみるLINEを送る。
……返信があった。
久しぶりに行くならシャンパンを下ろさないといけないのだろうか、最低20万するしな、どうしよう、と他に学費も工面しなければならない私は躊躇する。結局行かない。
担当はバースデー月間に向けて集客のための配信を行う。そこにただ傍観するだけの視聴者としてもぐりこむ。
特に行こうとは思わない。見るだけ。見て満足。
これは依存から脱却できたと言えるのだろうか。