「人生やりたいことをやる」の色んなカタチ
もうすぐ妻が退職する。
もともと激務だったが、今年に入ってからは特にひどかった。
終電で帰ってくるのも珍しくなく、始発の出勤もあった。
時間や休日が不規則なのは当たり前な業界だったが、
去年までと決定的に違うことが一つだけあった。
この状態がいつ終わるかわからない、ということ。
私がまさしくそうなのだが、
激務でもゴールが見えていればなんとか
踏ん張ることが出来るタイプの人間がいる。
それがいいことかどうかはひとまず置いておくとして、
妻もそのタイプだった。
しかしあまりに忙しすぎたので、
本格的にメンタルか体が壊れる前に脱出した方がいいと
感じていた私は、
「このままだと確実に体を壊すと思うし、
お願いだから仕事は辞めて体を大事にしてほしい」
と話した。
妻もその日のうちに退職の意思を固めたようだ。
「時間はあっという間に過ぎるから、
後から振り返って何も覚えてないような
ただひたすらに忙しい日々を過ごし続けるのは
人生がもったいないと思う。
だからやりたい事を探して、それをやってほしい」
と私は妻に話したのだが、
その結果が冒頭の写真である。
妻が言うには、YouTubeで色んな大食いを見て
「あれ、自分でもワンチャン食べれるんじゃね?」
と前から思っていたらしい。
で、やりたい事と言われてとりあえず大食いが
候補に上がったとのこと。
ヨッメ違うんや、オットが言いたかったこと
そういうんやないんや…!
こうして休日の午前いっぱいを費やして準備した
2キロのうどんは、食べ始めて一瞬で満腹になった妻の
「見てるだけで気持ち悪い、もう無理」という
言葉ですぐに冷蔵庫行きとなった。
これから何回かに分けて味変しながら食べるらしい。
なんやかんやで楽しそうなのでよかったです。
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