La coupole Paris後記3
皆様、こんにちは。
パリの老舗ブラッセリーLa Coupoleの地下で毎月行われているイベントDancing de la coupoleに出演してきました。今回で3回目ですね。
過去の記事はこちら。
今回はバカンス時期と言うのもあり、花形スタッフがいなかったりお客さんも少し少なめだったり。しかもいつもはこのブラッセリーでみんなで食事するのですが、結婚式が入っていて今回はなし。その代わりキッチンに直接入って食事を受け取り、楽屋でみんなで頂きました。
ここの料理は美味しいんですよね。わたしパリのキッチンはそんなに好みではないのですが、ここは別です。そしてディナー時はいつも満員!
今回のテーマは上海だったのですが、お客さんは着物羽織ってる方が多かったなー。中国と韓国と日本、やっぱり区別つかないよね〜と思いながら見てました。わたしはしっかり上海に合わせたつもり!
このイベントはライブやバーレスクやプチカジノもありますが、1番はやっぱりお客さん達が踊る事。スタッフもお客さんもみんな踊ります。一人でブラブラしてると、1曲踊りませんか?とお誘いを受けるのは通常で、踊り終わるとありがとうと言って手にキスをし去ってゆく紳士達。素敵なコミュニケーションですよね。
わたしはこの日、体調があまり良くなかったのですが、ショーもダンスもしっかり踊って来ました。お陰で帰る頃には疲れてぐったりでしたが(笑)。
今回のショーは上海に合わせて作った演目より、自分の好き勝手にやらせてもらった演目の方が断然受けが良かったです。わたしの好き勝手と言うのは音楽がメインで、場所にもよりますが好きな曲を使った方が受けがいいんですよね。全然違うの。
以前帰国した際、昔からわたしのステージを観てる友人に、あなたのオリジナルはとても素晴らしいんだから初心を忘れてはダメよ、と言われたんです。そういえば、と今回はっと思い出した言葉でした。今年はもっと初心に戻って演目を作りたいと思います。
そしてこの日、パリで1番有名なバーレスクダンサーと一緒でした。わたし、ヨーロッパでこの人一番好きなんですよね。この人だけが持ってるキャラと雰囲気があって、パフォーマンスが凄くドラマティックなんです。そして動きがとても美しい。歌も歌うしボーイレスクとペアのバーレスクもやるし、ソロもやる。ラスベガスでも賞を取ってたハズ。
シュツットガルトのバーレスクフェスティバルのゲストに出ていて、大きな舞台で観れて彼女のパフォーマンスのなんと美しかった事か!
わたしが好き勝手にやったショーに彼女から絶賛頂いて、心底悶えました。実力者に褒めて頂けるのはなんとも嬉しい事です。ヨーロッパは本当に沢山の実力派バーレスクダンサーがいます。個性もスタイルもみんな違うので好みはあると思いますが、クォリティーは本当に高い。以前も書いたけど、そんな中でショーを続けられるのは嬉しい事だし何よりやり甲斐があります。
いかがでしたか? 今回は自分のショーに対する気持ちを改めて見た気がします。初心と自分の直感を忘れるなかれ。
次回は初のスゥエーデンに行って参ります。
また近々お会いしましょう🌹