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男の育休メモ•その15/育児疲れに気をつけろ

3月末に仕事の繁忙期を終えた僕は、4月から本格的な育休に入りました。本格的な育休、とは言葉がおかしいですが、基本は仕事はしないという状態です。
つまり、本格的かつ主体的に育児を行うことになったわけですが、楽しいだけでなく、育児疲れ?を感じたことを今回はまとめたいと思います。

育児•家事の分担見直し

奥さんはフリーランスで、僕の繁忙期中は頑張って育児•家事を行ってくれていました。4月からは逆に、奥さんが徐々に仕事に戻るのをフォローするため、僕の育児や家事の分担を増やすことにしました。
具体的には以下の分担としました。息苦しくなってしまうので、明確に書面化•明確化しているわけではありません、緩やかになんとなく分担しています。とりあえず列挙してみます。
なお「共働」というのは、一緒に作業することを指します。例えば手洗い洗濯だったら、奥さんがゴシゴシ服を洗って、僕が絞って干す、という感じです。

●洗い系
•洗濯 →僕
•娘の服の手洗い洗濯 →共働
•お皿洗い →僕
•哺乳瓶洗い、レンジ煮沸 →僕
•娘の沐浴 →共働

●料理系
•朝ごはん →僕
•昼ごはん →半々、共働
•夜ご飯 →奥さん

●掃除系
•掃除機 →半々、共働
•お風呂掃除 →奥さん

●育児系
•オムツ、ミルク、ゲップ →基本的には僕
•寝かしつけ →基本的には僕、困ったら奥さん

見直しにより奥さんはどうなったか

この分担で2、3日くらい経ったころ、奥さんにこんな分担で調子はいかがか確認したところ、大変感謝されました。仕事が集中してできるし、家事もやってくれるし、ありがたい、と。

おー、良かった!
結構張り切って僕も家事•育児やっていましたし、「抱っこ変わろうか?」といった奥さんの申し出にも、「大丈夫大丈夫!」と俺に任せろ的な気の張り方で頑張っていましたし。
それでも、奥さんからそんな言葉をもらえて、あー、育休取って良かったな、とその時は素直に思いましたし、逆にずっと繁忙期を支えてくれた奥さんに感謝もしていたのですが。

僕はどうだったか

分担見直しから1週間くらい経ち、僕は少し疲れていました。というか、身体的には家事•育児は余裕を持ってこなせるのですが、精神的にイライラが募っていました。

何にイライラが募っていたのか、というと、正直わからないところではあります。
たぶん、なんでも僕が担わないと…という気の張りが、2〜3日ならいけるけど、1週間経つと溜まってしまってイライラしたのかしら、と思います。

いま思うと大したことないのですが、当時イライラしたポイントを下記してみます。

•夜のミルク、寝かしつけを1人でやる
奥さんは夜が弱いので、大体深夜帯のオムツ、ミルク、寝かしつけは僕がやってます。
メンタルが健全な時は全然余裕なのですが、イライラ募り期で、かつ娘が中々寝ない時は、
「なんで1人でやらんといかんのかな…スヤスヤ寝てていいなぁ」
となっていましたね…

•「大丈夫?」と聞かれる
意味がわからないと思いますが、これを聞かれるとイライラ期は、
「何に対して大丈夫と聞いてんの?」
「なんで答えればよいのかわからん…なんかしてくれんの?」
「なんか力不足感を感じる…」
と結構凹んでいました。
実際「大丈夫?とは聞かないで…」と奥さんには伝えました。今考えると大したことないので、思い出すと恥ずかしい限りです。。。

•「パタニティブルーじゃない?」とイジられる
イライラしてるからでしょうね、イジられたらもうダメでしたね。
実際はパタニティブルーと呼ぶほど深刻なものではなかったのですが。

イライラしないには、どうすれば良かった?

パタニティブルーの解決策と似ていると思いますが、
「気を張りすぎない」
「自分で全部やろうと思わない」
「理想を追い求めない」
なメンタルが重要な気がします。
いまは頼りない旦那なのですが、夜1人で辛くなったり、娘のウンコで困ったら、
「おくさーん!」
とすぐ呼ぶようにしています。

多少頼りなくても、1人で頑張りすぎず、少しずつみんなで共働しながら育児•家事はやらないといけないのでしょうね。
そう考えると、安易な言葉は綴れないのですが、ワンオペ育児をされている方は本当に大変だと改めて感じます。
これから保育園なども考えないといけないので、そのあたりの社会の仕組みを少し勉強してみようと思います。

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