女性が抱える虚無の怪物
こんにちは。先週はnoteを更新できなかったmaicoです。
去る3月8日は国際女性デーだったのですが、Twitterを見ていて非常に面白かったことがひとつ。
わたしの推しが海外勢ばかりなのもあってタイムラインがけっこうインターナショナルなのですが、海外の方は「今日は国際女性デー!日々の素晴らしいことはたくさんの女性の支えがあるからだよ!」とか「なんて素晴らしい日だ!いつも強く美しくあってくれる女性に感謝と愛を」みたいなツイートが多いんですよね。
MARVELのアカウントは女性ヒーローを特集した動画をアップしたりもしてましたね。最高にかっこいいやつ。
で、それなりの数フォローしてるのにその話題に触れてる日本人のツイートが流れてことに気付き調べてみたら、まぁ全然違うんですよね視点が。
あくまでわたしがざっと検索して流し見た範囲での話ですが「女性にもっと敬意を払うべき」といったニュアンスの『女性からの訴え』のツイートが多いように感じました。確か街頭演説してる女性政治家さんもいたような。
『国際女性デー』っていうキーワードひとつで、こんなにも女性に対する考え方というか、扱いの違いが表れるものかと。ほんとシンプルに見ていて面白かったんです。
わたしが欧米人に対して抱く憧れのひとつって、愛する人をきちんと敬える優しさというか、感情をストレートに言葉にできる文化というか、それによって築かれる距離感というか、そういうところなんだろうなぁって漠然と思いました。
で、国際女性デーに絡ませた話題ですが。
女性が男性に一生理解してもらえない苦労のひとつ。生理ですよね。これに関するツイートももちろんいっぱい見かけたし、それぞれに同意しかなくて「わかる!」「それな!!」状態だったわけですが。
(※不快のないように配慮しておりますがこれより先ちょっと品のない言い回しもあるかと思いますご了承ください)
だっておかしな話ですよね…子供産む予定なくても毎月体が勝手に準備始めて、「あれ、今月産まないの?オッケーじゃあ準備したやついらないから流すねー!」ですよ。冗談じゃない頼むからそんなお節介やめてくれ。しかもそれに伴って痛みや苦痛も伴う。毎月!しかも人によってはその前の段階から!!
それなのに女性は生理中でも出社するし家事もする。最中下半身から出血してるんですよ!?偉すぎるでしょ…。
症状はほんと人によって様々みたいですが、わたしは月経前症候群(PMS)の無気力&ネガティヴ思考がけっこうひどいです。軽く別人格では?っていうくらい。
普段はかなりポジティブ思考で「なんとかなーる!どうにかする!ぜーんぜん大丈夫オッケー余裕!」くらいのノリで生きてるのですが、それが突然「いやーわたしほんと価値ないわ…この歳になって特に強みもないし毎日なんとか生きてるし何が楽しいんだろう…あー肉食べてさっさと寝たい明日なんて来なくていいわ仕事?クソ喰らえ」になります。
常に見えない何かにイライライしてありとあらゆる気力がなくなって食欲と睡眠用だけが残るっていう。いやーもう最悪。
昨日まではそれなり出来ていたはずの「きちんと生きる』ことが突然めんどくさくなるんですよね、欲に逆らえなくなる。今は寝ちゃダメだって分かってても寝たい、これ以上は余計だと分かっていても食べたい。その本能に逆らおうとすると平常時は感じないイライラに襲われる。
これが月一で襲ってくるんだからほんと生き辛いですよ。誰かのツイートにありましたが、女に生まれたことで課せられた罰ゲームとしか思えない。
技術的にそろそろ何とかできないんですかね…「赤のカプセルを飲むと機能を半永久的に止められて、緑のカプセルを飲むと本来の機能を取り戻す。ただし気をつけるんじゃぞ、妊娠を希望するなら少なくとも半年前には服用するんじゃ。」みたいなやつ、頼むよ教授。(誰)
ってなわけで先週メンタルが最悪で、ジムに行くこととnote書くことを放棄したわたしだったのでした。今週はもうちょっとシャキッと生きたいな。
そしてこの記事を読んでくださった女性のみなさん、今日もお疲れ様です。
月に一度やって来る怪物を抱えながら明日も来週も来月もがんばって生きてるだけでめちゃめちゃに偉いですよわたしたち。
いつも通りにできないことを責めるんじゃなくて、辛くても這いずりながら成し遂げた小さなことを自分で褒めてあげなくちゃ。
女は強し。