全体会をやめてZIZOフェスをやったよレポート【アンケートと振り返り編】
第一回ZIZOフェスのあと、社員アンケートをとりました。
約91%が「また参加したいと思う」or「非常に参加したいと思う」と答えてくれているので、満足度は高かったと言えるかなと。
自由記述の回答については、ふりかえりのためのフレームワーク、「KPT」を使って整理してみました。以下、みんなの回答です。
■Keep(続けるべきこと、よかったこと)
【全体の雰囲気系】
・ほどよいゆるさで、ほどよくふざけながら、会社のことや仕事のことを、いろんな人と話すことができて、とても楽しかった
・思った以上に凝っていて面白かった
・フェス感が本当に出てて、楽しかった
・非常にクリエイティブな催しだった
・参加/不参加の自由が無理なく行き渡っている感じがとても良かった
【コミュニケーション系】
・普段、仕事上でもなかなか接点のない方々とランチに行って喋れたのがよかった
・カレーの準備をしたり、片付けしたのも楽しかった
・職域超えた交流ができた
・楽しみながら他の人がどのような仕事や考え方をしているのか知れた
【自由参加系】
・参加したいもの、しなくてもいいかなと思うものが選べるのが良かった
・メリハリつけて仕事もできた
【知識系】
・新しいことを学べた
・SEOの話のように役立つ情報が得られた
【アクト・コンテンツ系】
・ボツネタ展などの展示系は、自分の好きなタイミングでゆっくり見れたのでよかった
・シャッフルランチが新鮮だった
・フェスの体験をパーティーで会話して共有する、という流れがよかった
・今までの全体会では考えられなかったワイワイ感がよかった
・コミュニケーションできるアクトはとてもよかった
・装飾含め、ひとつひとつの完成度も高い
・BGM(DJ企画)が楽しかった
・短パンと好きなTシャツで来たりと、みんなのフェス感がでてて良かった
・まきしさんの発表がとても良かった
・2日間あったけど、その間仕事には大きく支障は出なかった気がする
・個人的にDJ企画とシャッフルランチがすごく良かった
楽しんでくれた方が多いようで何よりですね。
初回ということもあり、非日常感も強かったんだと思います。この盛り上がりを維持したい・・・!
■Problem(悪かったこと、今後はやめること)
【参加ハードル】
・開催前はどんな雰囲気になるのかイメージが湧きにくかった
・メインステージだとまだ緊張感がある気がしました
・コンテンツの完成度が高いので、逆にハードルを下げても良いのかなと思った
・派遣社員は仕事優先意識があり、参加しづらさがある
【継続の難易度】
・今後続けて行くのが大変だろうなと思いました
・月イチで継続していけるかどうかと、2日間開催がベストなのかどうか
・すごくパワーを使っていたので、次回どうなるのかなとちょっと思った
【アクト・コンテンツ】
・結構ディレクター寄りのコンテンツが多かった
・炎上した案件はデザイナー、エンジニアの方がありそうだけど、炎上キャンプファイヤーの参加者が少なく、ディレクターの前では言いづらいんかなーとか思ったりしました笑
【アクトをする人】
・どういう人にどう役立つかがイメージしにくいと、発表する人の準備が大変そうかなと思った
【参加しない人】
・平日の日中は作業する人も多いと思うので、そこの配慮があると助かる
「実行委員、気張りすぎ」ということでしょうか・・・笑 完成度が高すぎて自分たちが関わる余地がない、と感じられてしまうのは本末転倒なので、今後期待値と体験の調整をしていきたいですね。
■Try(次に挑戦すること、具体的な要望)
【アクト・コンテンツ】
・デザイナーさん、エンジニアさんのアクトももっと見てみたい
・もっとみんなで話す機会があれば!
・社外の方を巻き込んだコンテンツも作りたい
・ナレッジの共有であれば、聞きたい人が教えてほしい人を指名するとかにしてもいいかも。4〜5人位が共有しやすそう。参加枠を設けて、その他はオンライン画面上で見るとか。
・ナイトパーティーとシャッフルランチは毎月やってもいい
・パーティーは最終日がいい
【Webとの連携】
・2日目はリモートワークしたのですが、配信してくれたら見ながら仕事できたかなと思う
・参加できない人もPCの画面上でほっこりできる仕掛けとかで楽しめたらいい
【すすめ方・仕切り】
・発表の最初と最後だけ、司会?MC?がいてもいいかも
・ステージがブッキングしていないのなら、全部メインステージでやってもいいと思う!仕事の関係で参加できない人も、マイクを通して聞こえるし、途中参加がしやすいと思うから
・会社全体の方向性、ナレッジの共有、コミュニケーション、などテーマとレベル感がまちまちなので、ゾーニングやブースで、目的に応じたカタチを探っていけるといい
【その他】
・フェスの効果として、1年後にこうなってる!というビジョンや指標があると、納得感や参加意識がもっと芽生えそう。新しい分野に挑戦できる。〇〇の賞を取る。年収を100万上げる。とか野心的なフェスの目標があってもモチベーション高まるかも
アクトをする側も見る側も参加しやすい仕立ては必要ですね。
フェスの目的、コンセプト、実現したい世界観などはもっと言語化していきたいです。
■その他の感想
・非常に有意義でワクワクできましたー
・めっちゃいい会社やとあらためて感じました。
・シンプルに楽しかったです!
・This is ZIZO!と思った。終わるときは寂しさすら感じた。
・あまり社内に居れなかったので、今度は居れるようにしたい。
・参加したいときに参加します!
・これ続けてたら、ホントにコミュニケーション活発になる気がするので、規模感はおさえても継続したいイベントだなーと思いました。
・通常の案件業務と掛け持ちながらの準備大変だったと思いますが、2日間楽しい時間をありがとうございました!
・忙しそうな人多かったですね。自由参加だし、仕事も大事。けどこういうイベントを楽しみきるのもZIZOらしさじゃないかと思いました。
・展示もアクトも全部素晴らしかったです!
というわけで、概ね「よかったよ!」という反応が得られた初回フェスでございました。アンケートに答えていない人の意見も聞いてみたいけれど、「興味を持てない」に理由ってあるんかなぁと思ったり・・・。ある程度は続けていかないと分からないですね。
個人的には
ほんとうにフェスでコミュニケーションは生まれたのか?
心理的安全性は高まったのか?
いまのコミュニケーションの課題ってなんだっけ?
ということを、今後きちんと追っていきたいけれど、どうしたらよいものかな〜というのが課題です。
もともとのきっかけであった「全体会議のリニューアル」という点では、
・全社員×月1回約2時間半の拘束
→0時間〜好きなだけ参加できるものに。各自の優先順位を尊重。
・発表しても質問が出ないなど、コミュニケーションが一方通行
→基本的に全アクトで5人以上から質問や意見が出ていた印象。
→DJや展示に対するリアクションなど、アクト以外でもいろんな方向でコミュニケーションが生まれた。
という感じで、ZIZOらしい情報共有の形が一旦できたのではないでしょうか。
こうして振り返ると、2ヶ月くらい前まであんなシーンとした全体会をしていたのが信じられないくらい(笑)、今はフェスがあるのが当たり前に感じます。カルチャーフィットした打ち手だったってことだといいなぁ。
フェスという手段が目的化しないように、今のありたい姿に合わせて柔軟に変化させていきたいですね。えいえいおー!