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お寺での断食修行体験記|前編

どうも。
記事を開いて下さりありがとうございます!

6月になりましたね。

もはやワクチン接種して少しダウンしておりましたので、いつの間にか5日になってる!って気持ちでおります、のむらです。

健康ありがたや🙏

さて今回はタイトル通り、過去に経験したお寺での断食修行のことを書きたいと思います。

3泊4日を2度経験したのですが、どちらも結構前なので正直うる覚えになっておりますー、、(><)

しかし!
個人的には忘れたくない発見があったひと時だったので、覚えていることと感じたことを忘れないように記録の意味を込めて。

まず修行までの流れをざっくりと。

ネットで検索して見つけたのが「成田山新勝寺」での断食修行。
予約は電話でのみ受付していて、最短2泊3日〜参加可能でした。3泊以上になると最終日の朝(帰宅前)に重湯をいただけるとのことで、3泊4日に決めました。

持ち物に制限があって電子機器類はNG。
だから携帯はおうちで留守番です。
しかし目覚まし時計だけはOKで、筆記用具の持参も必須でした。本は仏教系に限り良し。その他だと着替えや歯磨きなんかも持ち込み可です。
ただ、体力を使うとのことで入浴は出来なかったのでタオルも小さいものにしたり、最低限のもので過ごしてました。

ちなみに、
目覚まし時計は、毎朝4時半起床したのち5時前には健康チェックがあったので早起きするために。筆記用具は、水を何杯飲んだかを用紙へ記録するのに使いました。
電車の時間や新勝寺とその近くの病院(健康診断受けてから向かう為)への道をプリントアウトしてそれも忘れずに持っていきます。

…と、この記事を書いていた半ばに、当時電話予約をした際のメモ書きを発見!
記事タイトル画像の背景です。
字がなかなかやばいです。漢字ミスも。笑
筆記用具ではなくて、黒のボールペンが正しかったようですね。

持ち込み不可に・・・・・・テレビ?😐📺

いざ、修行開始。

1度目は、2018年6月7日から行いました。

修行の内容はとってもシンプル。
水のみで過ごすこと。(渡されるヤカンに水道水を入れ湯呑みで飲む)
4時半起床。5時前に1回目の健康チェックがあり5時半、朝の御護摩参拝。15時前に2回目の健康チェック。18時までに道場へ戻り20時(22時?記憶曖昧です)消灯。
その他は自由時間です。そのまま布団で寝るも良し、部屋で本を読むも良し、お寺の中を散歩するも良し(めっちゃ広い!)。

正直ですね「新勝寺 断食修行」で調べると、色々な方がイラストや写真などを使ってより詳しく説明をしていますので割愛します。笑
というのも、現在はこの断食修行、行われていないのです・・・!
理由は明記されていないですが、やはりご時世的な問題だと推測します。

じゃあ、なぜここにわざわざ書くのか?

冒頭に書いた通り、私にとって発見があった経験だからです。

それは断食、2日目の朝でした。

健康チェックの時も無事に起床できて、空腹による体の省エネモード感はありましたが特に異常はありませんでした。
朝護摩参拝する為、大本堂までの階段がまぁまぁ長いのですが、それも無事に超えて、本堂の後ろの方に座ってはじまるのを待ちます。

参拝している方は断食修行に参加している人だけでなく、近所の方など誰でも参拝できる様子でした。

朝の静寂さも混じって、より神秘的な雰囲気があったのを覚えています。

大太鼓のずんと響く音。宙を浮遊するような笛の音。高く高く上がっていく様な鈴の音。薪が燃えたぎる炎の音。そこの何十にも重なるお経。(数十人のお坊さんが大集結します)

一言でいうと、酔いました。笑

でも車酔いとかの気持ち悪いと違くて、
終始俯いていたんですけど、何だか黄色い靄みたいのが上へ上へあがって行く様子が脳裏に見えて妙な感覚になったんです。
荘厳なBGMが意識をどんどん曖昧なところへ持っていく感じ。
「あー昇天するのってこんな感じかぁ〜」ってなりました。

終わった直後真っ先にトイレいきましてね、
酔っても吐いたことのない私ですが一気にいきました。
詳しくは書きませんが、見たことのない鮮やかな色でした。(すみません、、笑)

この時に携帯があれば、これが断食による「好転反応」の一種かも?と検索してあっさり突き止めることができたのかもしれません。(好転反応にも諸説あります)

しかし自分の身体しか情報源がなかったので、このとき『心と体は別物』だ。ということにハッと気付かされました。

心は「天に召される〜」なんて今思えば戯言めいたことへ引っ張られましたが、体はしっかり生存するため冷静に働いたように感じたのです。

“御護摩参拝によって浄化されて悪いものが出た”なんて捉え方もできましたが、
それよりも「目を覚ませバカチンが!」って体に言われたような気持ちになりましたし、

そのあと再び気持ち悪くなることも、朝護摩参拝の時に酔うこともなく、無事に4日目の朝、重湯を美味しく美味しくいただき家へ帰りました。

体は自分で思っていた以上に素直であり、そして生存するためにしっかり働いている。
心ばかり優先して行動しがちだけど、体の声や反応を無視せず、耳を傾けよう。

これが1度目の断食修行で起きた、私の忘れたくない発見です。

ちなみに、

この断食修行に行く前に、酵素ドリンクや自己流のファスティングで頭痛や体がだるくなる経験はあったのですが、吐いたことはなかったのですごく驚きました。

この時の目的は、断食修行を経験してみたいって好奇心2割、痩せたい8割ってところでしょうか。
正直いうとそれ以上かもです。笑

体重だけでいえば−2kg弱しましたが、2週間後には元に戻ってますので笑、ダイエットとしては向いてないですねぇ。
しかもこの環境じゃなければ私は水だけで過ごすのきつい!(><)

1度目の時は暖かい時期だったせいか他の参加者の方も多くて、5〜6名はいたと思います(男女で道場が別れており、定員6名ほど)
女性はダイエット目的の方が多い印象で、中にはリピーターで6泊7日している方がいましたが肌がかぶれてしまってそれも辛そうでした(;_;)

一時的に体重を減らしたいとか、減量するための意識的な改革なら有りかもですが、人によってはストレス過多で過食してしまう等、望ましくない方向へ結果が出てしまう事もあるので注意です!

後編では2回目の体験での気付きや、
その他にトータルして感じたことをまとめたいと思いますm(_ _)m

最後におまけです。

今回、私の感じた『心と体は別物』だ。という発見。これをとあるアニメでも客観的に感じることができます。

それが「はたらく細胞」です。

この世界の登場人物は、擬人化された体の中の細胞たちです。
仕事をコツコツこなす赤血球や戦い続ける白血球達の姿を見て、自分の体内でも起きている知らない物語を覗くことができます。

アニメとしても人気でしたし、
内容が教育向けで情報番組でも取りあげられていたので知っている方も多いと思いますが、参考にご紹介させていただきました。

それでは「お寺での断食修行体験記」前編は以上です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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