アウトプットと原点回帰 ~2022年の始まりとMiddle Career Revolution~
2022年1月、今年1回目のMiddle Careerトークから振り返りを書いてみます。今回は話題を1つのテーマに絞らず、それぞれに新しい年の始まりに感じることや近況からのことを伝え合ってみました。
アウトプットは在りたい姿へのSTEP
この日のトーク会では、あるメンバーが「22年にやりたいこと」を10個ほど書き出してシェアしてくれました。その1つ1つが、それぞれ違った角度からの「やりたいこと」だったからこそ、違いや関係性に気付けそうな内容でした。内容を見たメンバーが気軽にコメントや質問が出せる余白があったことで、楽しく話が広がったように感じます。
また私もトーク会の前に、自分が書いていたマインドフルネス振り返りnoteをメンバーにシェアしていました。それを見たメンバーの1人も、所属企業で「週報」の記録が始まり、「書く」というアウトプットについて考えていた、とのこと。
次第に「アウトプットすること」や「伝えること」が、話題の中心になっていたように感じます。
アウトプットすることは、誰かに向けて起こしているアクションであることが多いかもしれませんが、その時の気持ちには「どう思われるだろう?」という不安や心配も少なからず起きる、ということも話題に出ました。
分かりやすく伝えたい
ビジネスに貢献したい
ポジティブでありたい
などなど・・・
そこには、「こう在りたい」とイメージする自分の姿があるのかもしれない。と、私は感じました。この在りたい状態をイメージすることは、次のアクションへの原動力に欠かせないと考えています。
なぜ書いているのか?を考えてみると
経験した時間の振り返りや、考えたことの思考整理を「書く」というアプローチでやること。このスタイルで好きなことをやっている私は、「何故それを書くのか?」という問いの自分なりの答えを持っているので、それをメンバーに伝えてみました。
【書く理由は・・・】
人は経験したことも時間が経つと細部など忘れてしまうから、
自分自身に「書き残してるから、忘れても良いよ」という気持ちの余裕を与えるため、アウトプットしている。
書いて読み返してみると、「代謝のよい状態でありたい」が動機かもしれません。代謝ができてスッキリしていると、気持ちが軽くなった気がすることも、書いている動機の1つです。
私が書いている理由についてメンバーは、「忘れても良い、という発想は新しい気がする。」とポジティブな反応を返してくれました。もしかすると、私がこの理由をすごく楽しそうに伝えていたからかもしれませんが。(笑)
この日のメンバーの反応や言葉を聞くことで、「好きなことや楽しいと感じること」から行動していくことの魅力を実感できた時間になっています。
好きなことをやる、は良いコト?
今回の話題の会話中、私は下記のnoteのことを思い出していました。
この為末さんのnoteで、私は下記の部分に強い納得感を持っています。
このようにリスクを取った人たちや、好きなことをやった人たちが「結果として」社会全体に恩恵をもたらす例はたくさん出てきます。トヨタもソニーもパナソニックも皆リスクを取った創業者がいます。いや、日本には十分に大きな会社もあるし歴史もあるから新しいものは生み出さなくてもいいと言われる方もいるかもしれませんが、企業にも寿命がありビジネスモデルも変えずに世界のトップに何十年も居続ける企業はほとんどありません。組織内も社会も新陳代謝し続けなければ維持さえできないのです。
この箇所が印象に残っている理由をまとめてみると、下記になります。
・好きなことをやる一人として、チーム組織にプラスの結果を生み出したい
・経験を掛け合わせることで、新しい選択肢やチャンスを作れたら嬉しい
・企業の寿命に通じる、人の居場所や考え方は変化するもの
企業のコミュニケーションを支援する立場を長く経験してきた自分だから感じるポイントかもしれませんが、この感覚が根付いていることや、新しいことに前向きな自分の性格は、いま取り組んでいるアクションにも活かされているようにも感じています。
今年も考える時間のベースに置きたいこと
このトーク会では昨年、「キャリアとスキを考える」ことを中心に楽しんできました。一見、両立が難しいような印象も持たれるテーマですが、「スキの解像度を上げること」や、スキがなぜキャリアに活かされるのか、なども引き続き意見を出し合ってみようと感じています。
その理由は、何よりそれが楽しいからであり、好きなことを考える時間は、他の時間より豊かな時間だと感じるからでもあります。その時間が増えていくことや、具体的な次の変化や話題につながっていけば嬉しい限りです。