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発酵時間を味わう

こんばんは。彰子(しょうし)です。
夜になっても気温が下がらず、
蒸し暑い空気に包まれた夜ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

先日、
お世話になっている占星術講座の先生から、
清流・四万十川の水源で育った玄米をいただきました。

土地のエネルギーに溢れたお米やお塩、小豆を頂いた時には、
麹とともに発酵させて甘酒や塩麹にし、美味しく頂いております。

今回も玄米と麹で玄米甘酒を作る予定だったのですが…
やはりそこは玄米、水加減が一筋縄ではなく、
最終的には液体成分のない、単なる発酵玄米でした・・

しかし、麹で発酵させている間は、
私にとっては至福の時間でした。

2時間に一回、玄米と麹を混ぜてなじませるのですが、
回数を重ねるごとにどんどん麹が玄米と調和し、
甘い香りが漂ってきます。

今回は、大凡10時間ほど発酵させました。

発酵玄米は、玄米特有のプチプチとした食感、
優しい甘み、
そして、栽培された土地のエネルギーや水の美しさも投影されているような、まろやかさも感じました。

発酵には特別で複雑な工程はございませんが、
やはり時間がかかるので、
なかなか頻繁には作れませんが、
麹の発酵とともに時間を過ごしていると、
日常の慌ただしい時間の流れから一歩身を引き、
穏やかな時間の流れを体感できるように思います。

このような発酵文化は世界各地にございますが、
私はやはり、麹による発酵食品を好みます。

完成した食品の味だけでなく、
発酵させる時間も味わい深く感じます。

皆さまにとって、日常の慌ただしさから離れ、
時間の流れを味わえるものはございますか?

明日も穏やかな時間が流れる一日でありますように。

彰子(しょうし)

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