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視点を変えて

良いことって案外すぐにそれが当たり前になって
また今ある次の不満を見つけ出す。
実際、その不満をすぐに抱えてしまうから、
その解決がしたくて心奪われる。

でもちょっと立ち止まって、今一度現状を見てみよう。
いつも問題があるというだけではないはず。

コロナ禍での去年からの巣ごもり生活
基本的に巣ごもりは苦手でないし、
幸い私自身、大きく困った状況には陥らなかった。

でもずーっと家の中の生活というのはやはり煮詰まってくる。
そしてそれは一緒にいる夫に対しても。

実際のところ、有難いことに夫婦間には大きな問題はない。
平穏無事で上手くいっているように見える。
とはいえ、私の中には見えないくらいのチリがだんだん積もってくる、
そんな感じだ。

でも今日はそこで愚痴を吐くのではなく
逆に夫の良いところをフォーカスしてみようと思う。

まずは一日を追って見てみる。

私は早朝からイベントなりセッションなり入ったり、自分時間を過ごしたりして始動している。
そこから簡単な家事、朝食準備、朝食、仕事と流れる。

その間、後から起き出した夫は
ベッドメイクをし寝室周りのフロアワイパーかけをしてくれている。

そして朝夕の愛犬の散歩もほとんど彼が行ってくれる。

朝食準備は私がたいていするが、他のことが押して出来ない時は、
自分で勝手にやっている。(自分の分だけだけど)

昼食は残り物を自分でチンして食べる。
私はあるものを伝えるくらい。
最近の彼は家ご飯に飽きてきたのか、チキンラーメンを選びがちだが(笑)

日中の仕事中など、コーヒーを私の分まで一緒に淹れてくれたりする。
以前はコーヒーを自分で淹れるなんてなかったのだ。
コロナ禍の家生活で急にコーヒーに目覚め、電動ミルで豆を挽いて淹れるということに喜びを感じているようだ。
これは私もとっても嬉しい。

朝食や昼食の食器も余裕があると洗ってくれる。

私が夕方くらいから夕食準備やらに取り掛かっていると
洗濯物を入れてくれたり、畳んでくれていることもある。

お風呂洗いは結構な割合で彼が夕食前にやってくれる。

夕食準備の終盤、たいてい夫にテーブルセットをお願いするが、
シンクに溜まっていく調理道具をスッと洗ってくれることも最近は増えた。

夕食後も食器洗いをしてくれることもある。

他の家と比べてどうなのかはわからない。

正直私は、自分が基本家事担当と感じていて
夫は手伝う感覚。
基本彼は仕事中心で、仕事が終われば自分の時間。
TVをつけたりスマホを見たりリラックスしているように見える。

それを見ると、すごく羨ましいと思う。

私も好きな事をいっぱいやっているくせに
でもその合間合間に家事が常にあって
家事はキリがないから、なんだか自分の時間がないように感じてしまう。
そう言うと、自分の好きな事をやっているのが自分の時間なのんだろうけど。

まあまずは私の気持ちはひとつ置いておいて
事実だけを見てみよう。
例えば1年前と比べたらどうだろう?

朝の寝室掃除や愛犬の散歩はもうルーティン化していて
これは去年にはなかったこと。
お昼は以前は私がお弁当を作っていた。
それがなくなり勝手にやってくれるシステムになっている。
コーヒーに関しては
私が以前、「コーヒー淹れたよ」なんて言われたい!夢だ!って言っていたことが実現している。

洗濯物の取り入れなんて雨が降った時くらいはあっただろうけど、
ほとんどなかったな。
取り入れ後の畳むということもよっぽどでないとなかったけど、
最近は割りと見られる。

お風呂掃除は頼むことが多かったけど、今はほぼルーティンな流れ。

夕食がらみの調理器具や食器洗いのアシストはめちゃくちゃ嬉しいことだ。


家事をどう手放していくのか、どう自動化していくのかは
大きな課題で今後も続くし
その中での私自身の葛藤や、今持っている負担、不満というのは言い出したらキリがない。

でもひとつ頭に入れた方がいいのは
去年と比べたらいいはず。
私が望んでいる方向へは少しずつでも進んでいる。

ということは、来年はまた進展していることがあるのでは?

変化しているのは事実で、以前よりは良い。
矢印は良い方向へ向かっているはず。

今の不満を無視するわけじゃないけど、
進歩していることを思ったら
未来は明るいと思って良い。

そうだ、いつだって前進しているんだ。
夫も私も。
今日は、そのことに感謝しよう。



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