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2023年の賞・コンクールを振り返る

結果まとめですらなく、すごく個人的な雑記なので、すごく個人的な雑記だなと思いながら速読の練習などに使ってくださると幸いです。

「ねむらない樹」vol.11 を本屋さんで探そうと思っていたけれど、近くの書店にはなかなか入荷しないだろうと踏んでAmazonで注文した。翌日には届いた。便利すぎる。プライム特典でめちゃくちゃ速かったのだけど、プライムじゃなくても翌々日には届くらしい。各マンションに1人はAmazon配達員がいるのでは? いつもありがとうございます。

ねむ樹の到着をもって、わたしが応募した2023年の賞・コンクールもろもろの結果がすべてそろったことになる。
賞へ応募しはじめたのは夏ごろからで、うたの日もそのくらいに再開した。韻文脳を2年弱ほど閉じていたから、久しぶりに短歌や俳句をつくるのがすごく新鮮だった。初回の応募が第1回カクヨムコンテストで、おっかなびっくり短歌連作が最終候補にのこり、もしや、今年、いけるかも!と若干調子に乗っていたことは認めざるをえない。

そこからは俳句・川柳・短歌の公募をつづけ、福岡女学院やスポーツ俳句、七夕俳句などで選んでいただき、自分のなかではちょっと勢いづいていた時期があった。
恥ずかしながら、「歌壇賞」「笹井宏之賞」の存在を知ったのも初夏あたりだったので、急に新人賞に出そう!と思い立ち、ぐりぐりと連作をこね回した。「俳壇賞」にも手を出したけれど、全て予選通過ならず。まだまだだなあと思い知らされた。結果をうっすらわかりつつも本のページをひらくのはなかなかもどかしい。

ただやっぱり、大学短歌会の方や、Twitterのフォロワーさんなど、知っているお名前を賞などで拝見すると、ものすごく嬉しい。もちろん、自分には届かなかったな~というさびしさも感じたけれど、それはそれ。好きな作品をつくられる方々が評価されることそのものが、自分自身のモチベーションにもつながっている気がする。親鳥の気持ちです。ずいぶん子だくさんだな。

ちなみに歌壇がだめだとわかったときはそこそこ悔しかったのだけど、笹井はそれほど感じなかった。結果がなんとなくわかっていたから、というか、完成度に自信がないまま出したからかもしれない。いまは、仮にも自分で編んだ50首を信じきれなかったことと、その状態で出してしまったことに対する悔しさや申し訳なさがある。正直なところ、笹井賞との相性はまだわからないのだが、次こそは、ふたつとも、わたしが信じきった状態で出したい。
そしてわたしはどうも、時間をあけて連作をつくるのが向いていないらしい。一気にその世界に入り込んで詠みまくるのが性に合っているのだが、脳の持久力がどれだけもつか……。脳さん、よろしくお願いします。糖分補給は大得意なので……。

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