パン活初め
いつの間にやら辰年になってしまった。ちょっと前までは兎年だったんですね。恥ずかしながら干支を意識するのは毎度、12/29頃~1/6頃のみなので、今年もすぐに忘れてしまいそう。ごめんねドラゴン。
新年早々、京都に行くという素晴らしい予定があったので、当然のようにパン活をおこなった。パン活とは人それぞれに定義があるのだが、わたし的には、パン屋さんに行ってパンを買えばもうそれはパン活である。買ったのがひとつであっても、なんかケーキとパンのあいだみたいなスイーツ系産物であっても、パン屋という場所で、”出会ってしまった”その子をゲットしたならば、パン活達成! おめでとう。
京都は言わずもがなパン屋激戦区のため、次々と新しいパン屋ができる。すごいのは、元からあったパン屋さんたちは軒並みそのまま頑張ってくれているところ。京都だからかな? あまり潰れたパン屋を見たことがない。気のせいかもしれませんが……。謎の力が働いているのか!?!?(突然の陰謀論)
さて今回は2軒のパン屋さんを新規開拓してきました。河原町のにぎやかな大通りから、ちょっと細い通りへぴょんと入るだけで、外観も内観も素敵なお店が迎えてくれる。嬉しいことである。
1軒目は「小麦処 むく」。こんなところができていたなんて知らなかったよ~!!! 名前のとおり小麦にこだわっているパン屋さんで、食パンやバゲットのシンプルなパンと、あと見るからにもっちもちしているベーグルが並んでいた。素材がよいパンは見た目でわかる。大嘘です。わたしは食べないとわからないのでぐんぐんと購入します。
食パンはふわんふわんでトーストするとより香ばしさが引き立つ。フォカッチャは塩気がたまらなくてありえんほどおいしい。小さめにスライスしたけど、一度に三切れは消えるので頑張って切った意味なし。お惣菜系ベーグルもやっぱりもちもちしてて、お正月おもち食べてないけどもうこのベーグルでいいんじゃないかな、と言ったら脳内の9割は賛成してくれたほどの弾力感だった。誰?
全体的に味わいがやさしくて素材を大切にしているのが伝わってきました。バゲットや塩パンも気になるなぁ。
2軒目はおそらくわたしが京都で通い詰めている(いた)なかでたま木亭とトップを争う「ワルダー」へ。
河原町で予定があるときは必ず寄るくらいに好きなお店です。店内は小さめなのに、なんといっても種類が多い多い!あと行くたびに新商品も出ていて、焼いてるうちに忘れちゃったりしないんだろうか?(失礼だな)
なにげに商品名を見てるだけでも楽しい。「ナビンさんのカレーパン」ナビンさんって誰!?どこ!?でも絶対おいしいじゃんこんなの……とか。
いつもは「京のおだしパン」っていう、おだしがききまくっていてもはや食べるおだしみたいな旨味ぎゅんぎゅんのパンを買うのですが、このときはなかったので別のを。
5種のチーズパン、あのクワトロフォルマッジしか知らなかったわたしの舌へヒットイン。濃厚だ~!!!5種とは何のチーズか忘れてしまったのであとでググります。山椒と七味のフランスパン、こんな罪深いの焼いてくれちゃってさ……さてはシェフ、お酒好き? 心と口がびりびりする。山椒好きにはたまらない。パンなのに、日本酒さえ合いそう。
パンのことを細かく書き始めるとやっぱり長くなってしまうので、次からは調整します。
目指せ、エッセイ日々更新! 目指せ、パン以外のネタ探し!