オットーという男
見に来てくださってありがとうございます。
2023年6月に観た映画の本数
2023年6月に観た映画は15本でした。(家で観たものも含みます。)
その中で1番良かった映画をここでは紹介します。あくまで私個人の意見ですが、観るきっかけにして貰えると嬉しいです。
オットーという男
2023年公開/上映時間 2時間6分
監督:マーク・フォースター
出演:トム・ハンクス、トルーマン・ハンクス、アリアナ・トレビーニョ、他
あらすじ等は公式サイトをどうぞ。
きっかけ
きっかけは父がオススメしてくれたからです。
そもそも私が映画好きになったのは父が映画好きだからで、中学生くらいから一緒に映画を観ていました。ジャンルとしては、STARWARS、スタートレック、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど、SFやアクションが多かったです。
そのため、父が良いなと思った映画は私もいいなと思うことがほとんどですし、その逆も然り。
あまり私の周りには、映画好きでいつでも何時間でも語り合えるような人は居なかったので、父と映画の話ができるのは非常に嬉しく、夢中になれる時間です。
その父からオススメされた「オットーという男」。それに、主演はあのトム・ハンクス!
これは観なければ、いや、すぐ観よう!となりました。観て正解でした!
感想
この映画、泣かない人いないのでは…?
そう思ってしまうほど感動して、私は泣いてしまいました。
頑固で面倒臭い、嫌われ者のおじいちゃん オットー。実は、妻を亡くし孤独を抱え、その人生に幕を下ろそうとしていましたが、引っ越してきた陽気なご近所さんによってオットーの人生が変わっていく、というお話。
トム・ハンクスの表情の演技は流石だなと感じました。同じ人が演じているのに、最後にはまるで別人の様でした。
また、オットーが人嫌いの頑固者になったのにはしっかり理由もあって、回想シーンで徐々に明かされていきます。
確かに、ご近所さんの手作り料理やおやつはちゃんと食べてくれてたし、ご近所さんの子どもの相手も寝かしつけもしてくれるし…。決して好きで孤独の中にいる訳ではないんですよね。
それでも、人は独りでは生きていけないし、独りで生きてる訳でもない。それ故に、人と関わることの大切さや、自分を思ってくれる人のことを忘れてはならないんだと感じました。
それと、この映画、トム・ハンクスの息子のトルーマン・ハンクスも出演しているんです。
トルーマン・ハンクスはこの映画で俳優デビュー。オットーの若い頃を演じました。
最初、よくこんなにトム・ハンクスに似た俳優さん見つけたなぁと感心していましたが、それもそのはず、親子でした。そこに気が付かないくらい、トルーマン・ハンクスの演技も自然で、オットーの若い頃を演じきっていました。親子だから似てるので、回想シーンの内容もすっと入ってきましたよ。
笑って泣いて、感動できる映画です。
生きていくってどういう事なのか。生きていく上で、何を大切にすればいいのか。
みなさんも考えながら、是非、映画「オットーという男」ご覧下さい。
リメイク元の映画 幸せなひとりぼっち
観た後に知りましたが、映画「オットーという男」はリメイク作品で、リメイク元の映画や原作の小説が存在します。
それが、2016年公開のスウェーデンのコメディドラマ映画「幸せなひとりぼっち」。同名の原作は2012年にフレドリック・バックマンさんが出された小説です。
私はまだ観ていませんが、大筋は同じ話だとしても、描き方が全然違ったり、製作国が違うと雰囲気ってだいぶ変わります。
それに良い話は何回観ても感動できます。観比べて楽しんでみてください。私も観てみようと思いますし、原作も見つけて読んでみます。
おしまいに
2023年6月に観た映画の中から「オットーという男」を紹介しました。
ここまで読んでくださってありがとうございました。