見出し画像

化粧品の中に入っている意外な界面活性剤

高木 舞/主婦でも叶う✳︎プライベートも充実な差別化個人サロン塾



界面活性剤って?

界面活性剤・・・本来は混ざり合わない水と油を混ざり合わせる作用を持つ物質の総称


特に使われているのは石けん洗剤、クレンジングなどの洗浄剤です。


水だけでは落ちない油汚れ、メイクなどはこの洗浄剤を使うことで落とします。


界面活性剤のもつ作用

①乳化作用

水分と油分を乳化させて製品の安定性を保つために乳化剤として使われることがあります。

例としては、乳液、液体ファンデーション、日焼け止めなどがあります。


え!!


こんなものにも!!と思うような化粧品にも入っているのです。

②浸透性を高める作用
皮膚の浸透性を高める効果もあります。

美容液や化粧水に含まれる美容成分が、皮脂膜、角質層に浸透しやすくなります。

これも驚きですが、一時期流行った導入液といったブースターと呼ばれるものに入っていることがあります。


その界面活性剤の力を使って、浸透させやすくしているのです、、、


肌のバリア機能


皮膚の構造は、表皮、真皮、皮下組織からできています。

表皮の厚さってどれくらいかご存知ですか??


0.2ミリほどの厚さしかありません!!


大体サランラップほどの厚さです。

この表皮の1番外側が皮脂膜、その下に角質層があります。


皮脂膜は弱酸性が保たれ、これが肌のバリア機能となっています。


しっかり弱酸性に保たれていることで、外からの刺激、紫外線からも守ってくれています。


しかし!!


このうすーーーーーい皮脂膜が合成界面活性剤やアルコールなどといった刺激によって、弱酸性に保たれていたものが保たれなくなってしまいます。

肌には良い菌が存在します。


その良い菌が皮脂などを分解して皮脂膜の潤いをつくっています。

その良い菌までいなくなってしまうとどうなるか?


それは弱酸性で保たれていたカバーが外れ、下にある角質層の潤いも保たれなくなり、敏感肌、乾燥肌、オイリー肌といった様々なトラブル肌の原因に。


本来は肌の力でバリア機能が保たれるはずなのに、日常で使用している洗浄剤、化粧品によってバリア機能を失ってしまっているのです。


お肌の良い菌=美肌菌を守ることが美肌への道なのです。


気をつけるべきポイント


じゃあ美肌菌を守ってバリア機能を保つためにはどうしたらいいの?



✔︎合成界面活性剤がはいっていないものを選ぶ
✔︎アルコール、エタノール、防腐剤が入ってないものを選ぶ
✔︎洗浄しすぎない
✔︎肌をゴシゴシしない
✔︎日焼け止めを必ず塗る
✔︎肌が何してもピリピリするときは皮脂膜が正常に戻るまで水洗いする


上記のポイントを気をつけてみてください。

しっかり洗っているのに、、
しっかり保湿しているのに、、


ヒリヒリする、小さな湿疹ができてかゆい、赤みがでる、乾燥してしまう、テカる


皮脂膜の負担を減らし、角質層の潤いを保ち、美肌菌を育てていきましょう‼️



#福岡サロン #美容相談#正しいスキンケア#美肌菌#潤い肌




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?