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【本】100%仕事で折れない 感情マネジメント
こんにちは、ヘルスコーチのMaiです。
秋になると「読書の秋」といいますが、わたしも本が好きなので、
ジャンル問わず毎日少しずつ読んでいます。
ちなみに、なぜ「読書の秋」と言われているんだろうと、
語源を調べてみました。
はじまりは、中国の唐時代の韓愈が読んだ漢詩。
「秋の夜には明かりを灯して読書するのがふさわしい」といった
内容の詩が日本に伝わって「読書の秋」と言われるようになったそう。
さて、今回読んだのは
神谷海帆さんの「100%仕事で折れない 感情マネジメント」
わたしのセッションでも扱っている内容があり、
ネガティブな感情の扱い方についてわかりやすく
解説されています。
なかでも、心に響いたポイントは、
1.ネガティブな感情であっても、否定せず受け止める
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ネガティブな感情は、湧いてくると「あぁダメな自分」って
すぐ思ってしまう方はいませんか?
そう思うことでネガティブな感情はどんどん深まっていき、
常に脳内に定着することになってしまうとのこと。
ネガティブな感情が湧いてきたときは、
自分のなかで認めてあげることが大切。
こんなドロドロした、モヤモヤした感情が自分のなかにあっても
いいんだと認めてあげることで、心が癒されていく。
人は常にポジティブではいられない。
だからこそ、いろいろな面の自分を愛せたらいいですね。
2.人は思った以上に感情に対して意識を向けていない
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気持ちを伝えていると思っても、実は事実しか伝えていない。
「こうしてくれると嬉しい」
「あれされると悲しい」
たしかに会話のなかでも、言葉尻から気持ちをくみとる
ことが多い気がします。
特に夫婦や家族など近しいところでも、感情を伝えることはすごく
大切だと感じています。
しっかり「嬉しい」「悲しい」と伝えることで、
お互いの解釈のズレがなくなり、スムーズなコミュニケーションが
できると感じました。
3.目標設定タイプと直感タイプ
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目標設定タイプは、ゴールに対して目標をしっかり設定して、
そこまでに至るまでの細かい日程などを設定するタイプ。
直感タイプは、ゴールに対して目標を設定せず、
直感に従ってすすんでいくタイプ。
わたしは今まで完全な目標設定タイプ。
しかし体調不良やモチベーションが上がらないことで、
日程を過ぎたり、目標を達成できなかったりしました。
でも本では、どちらかに偏る必要はないとのこと。
自分の性質を見極めて、両方をミックスすることで、
うまく行くこともある。
目標に縛られて、プレッシャーを感じている方は、
直感タイプと組み合わせながらすすめていくことで、
うまく行くこともあるようですよ。
まとめ
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感情をコントロールするのは、本当に難しいです。
特に社会の荒波の中で常にポジティブでいるというのは、大変なこと。
日々の生活の中で心地よく過ごすためには、
自分をよく分析して、知っておくことが大切なんだと
今回あらためて実感しました。
まずは毎日数分でいいので、静かな場所で目をつむって、
自分と向き合う時間をつくってみるのがいいかもしれません。
自分だけだとなかなか分析できない、向き合えないという方は、
コーチングがおすすめです。
わたしもさまざまな質問を投げかけて、自分の感情に気付く
コーチングを行っているので、興味のある方は気軽にメッセージを
送ってください♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございます^^