子どもの習い事vs親の仕事
久しぶりの投稿です。
三男の保育園も決まり、もうすぐ育休が終了します。
育休中にたくさん始めた上2人の習い事と親の仕事、どちらを優先させるかで悩んでいます。
子どもの習い事よりも、とにかく働いてキャリアを積まなくてはと以前は思っていました。が、最近ちょくちょく小学校に行く機会があり、小学校では最低限しか学べないんだということを痛感しました。
授業中、分からない子や茶々を入れる子がいれば、全員が一時中断し、先生が指導します。そしてあっという間に45分授業が終わります。既に先取り学習をしている子たちは答えが分かるので、解いてすぐにみんなに答えを伝えます。考え途中だった子は、その答えを聞いて考えることが中断されます。
色々なレベルの子どもたちがいることも「多様性」という観点からは大事ですが、同時に、それぞれの子ども達の可能性を止めてしまうことにもなります。
学校の時間外に好きなことをたくさんすることで、子どもの可能性を出来る限り伸ばしてあげたいと思うようになりました。
一例ですが、我が家の子どもはサッカーをしています。サッカーを始めて2年目、これまで5つのスクールやチームで活動をしてきました。サッカーの技術が高まるだけではなく、色々なコミュニティに入ったことでコミュニケーション能力に長けてきています。新しいコミュニティに入ってすぐにコーチやチームメイトに自ら挨拶してコミュニケーションをとることができるようになりました。親にはこの才能がないので、非常に羨ましく思います。
低学年までは知識を叩き込むことよりも、体を動かしたり、たくさんの人たちとコミュニケーションをとることの方が大事だと感じます。(知識面については、もちろん、本人の興味のある分野があれば、書籍を購入したりしてサポートしています。)
これまでは仕事をすることが生きがいでしたが、3度目の育休を経て、「子どもの幸せ=自分の幸せ」に変化してきました。仕事を頑張っていた時の達成感の1つは、評価をもらえた時に感じていましたが、これは、自分軸ではなく、他人軸で一喜一憂していることに気づきました。自分事として喜べるのは、自分で何かをやり遂げたときや、家族や友人たちの嬉しい出来事です。
以前、時短勤務をしていたときに、フルタイム勤務時以上に頑張って時間管理などしていたのに貰えるお給料は3/4分だけというのがどうしても納得できず、すぐにフルタイムに戻しました。ですが今は、時間はお金以上の価値があると感じていて、いつしか「あの時、子どもたちともっとたくさん接しておけば良かった」と後悔することがないように過ごしたいと思っています。
フルタイムか時短勤務を選べるということ自体、恵まれている環境なのですが、4月からは時短勤務でしばらく過ごそうと思っています。もちろん、育休を認めてくれた会社にはフルタイム勤務時以上に貢献できるよう、これまでの経験を活かして頑張ろうと思っています。